マイコン&DSPディレクトリ2008

[issued: 2008.03.01]

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Part 1 マイコンディレクトリ

市場ニーズに応える充実した処理機能
 本ディレクトリでは、マイクロプロセッサ/マイクロコントローラ製品の一覧を 示す。各社製品に関して、主な特徴や、個々のプロジェクトに応じた多種多様な 処理機能、開発ツールなどを紹介していく。本ディレクトリは、設計者やシステ ム開発者が各プロジェクトに適したプロセッサの候補を迅速に選択するために十 分な情報を提供することを目的としている。毎年ディレクトリの情報を更新して おり、今回が34回目となる。  組み込み機器の用途において最適なプロセッサを選択するには、処理性能と 消費電力、開発リソース、BOM(部品表)コストの最適なバランスを考慮する必 要がある。特定用途向けの機能やソフトウエア開発においてこのバランスにつ いて考えるのは今後もますます重要なこととなる。本ディレクトリでも、そこに焦 点を当てた。  ディレクトリに記載する企業とデバイスの数はますます増加している。そのボ リュームから、マイクロプロセッサ/マイクロコントローラを使用するユーザーか らの要求事項や機能、用途が多様化していることがうかがえる。 なお、以下に挙げる企業は前回までは掲載されていたが、事業からの撤退や 企業分割といった理由により、本ディレクトリから削除した。
  • 英ClearSpeed Technology社:ターゲット製品の変更により、ディレクトリから削除
  • 米Dallas Semiconductor社:ブランド名の変更に伴い米Maxim IntegratedProducts社に集約
  • 米Infrant Technologies社:米NETGEAR社に買収されたため、ディレクトリから削除
  • オランダPhilips Semiconductors社:プロセッサ製品部門がオランダNXPSemiconductors社としてスピンオフ
  • 米QuickLogic社:MIPS製品ラインのサポートを廃止したため、ディレクトリから削除
  • シャープ:NXP Semiconductors社がBlueStreakプロセッサラインを買収
マイコンディレクトリへは写真かここをクリック

Part 2 DSPディレクトリ

制御/演算機能を備えたDSCの台頭
 本ディレクトリでは各社のDSP 製品の一覧を示す。各企業ごとの新しい情報 と、その企業の製品ラインがターゲットとする用途を示すことにより、DSP業界 の大まかな全体像が見渡せるようになっている。  米EDN誌は、2006年に「DSC(digital signal controller:デジタル信号コン トローラ)」という用語の使用を提案した。この用語は、最近ますます増加してい る、マイクロコントローラコアにDSPアーキテクチャの機能や構造を組み合わ せたハイブリッド型、または統合型のアーキテクチャのことを指している。今回 は、業界で特に成長の著しいこの分野に重点を置きたい。  DSCは、各種プロセッサの主要な機能を単一のアーキテクチャ、命令フロー、 およびデバイスに組み合わせたという点において、純粋なDSPやマイクロコン トローラとは異なる。DSCは、ペリフェラル回路とデータ処理回路を特定用途 向けに適した形で集積している。このようなデバイスの最初のターゲットは、電 源コントローラであった。DSCは複雑な制御機能と高度な信号処理機能の2つ をバランスのとれた形で備える。このような性質から、複雑な制御と信号処理を 必要とするシステムの一部、あるいは小規模なシステムにとって適したものとな っている。今後は、スマートビル(ビルオートメーション)や、携帯型の家庭用医 療機器などのようなポータブル機器向けのDSCの登場が期待される。 なお、前回までは掲載していたが、今回のディレクトリから削除したメーカーは 以下のとおりである。
  • オランダPhilips Semiconductors社:プロセッサ製品部門がオランダNXP Semiconductors社としてスピンオフ
  • 米Starcore:2006年に閉業。米Freescale Semiconductor社が「StarCore」 技術を継承
  • スイスSTMicroelectronics社:ディレクトリから削除
  • 米3DSP社:ディレクトリから削除
DSPディレクトリへは写真かここをクリック


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  • ESL設計は、従来のRTL設計に代わる次世代のIC設計手法として注目されながらも、設計者の期待を裏切り続けてきた。しかし、最近になって、ESLの利用事例が増えてきたことで、一部の設計フローではESLの役割は拡大している。ただし、ESLの概念はいまだにあいまいで、その利用法もユーザーによって異なるというのが現状だ。本稿では、ESLによって何ができるのか、将来はどのように発展していくのかといったことについてまとめる。
  • 電池で駆動する機器を設計する際、リチウムイオン電池パックとしては、市販のものを利用するケースが多いだろう。しかし、機器自体の量産規模によって、あるいは独自に安全機能の充実を図りたいといった場合には、カスタム仕様の電池パックを設計することも選択肢となり得る。本稿では、その際に知っておくべき知識やノウハウについてまとめる。
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    [理論編] ノイズの発生原因を理解する
    スイッチング方式のDC-DCコンバータは、その仕組みから、ノイズの発生源となってしまう可能性がある。これを避けるために、設計者は適切な対処法を知っておかなければならない。本企画では、2回にわたり非絶縁型/スイッチング方式のDC-DCコンバータのノイズ対策について実践的に説明する。今回は『理論編』として、ノイズの種類やノイズの発生メカニズムを中心に解説を行う。

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