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DSPディレクトリ

制御/演算機能を備えたDSCの台頭

 本ディレクトリでは各社のDSP 製品の一覧を示す。各企業ごとの新しい情報と、その企業の製品ラインがターゲットとする用途を示すことにより、DSP業界の大まかな全体像が見渡せるようになっている。 米EDN誌は、2006年に「DSC(digital signal controller:デジタル信号コントローラ)」という用語の使用を提案した。この用語は、最近ますます増加している、マイクロコントローラコアにDSPアーキテクチャの機能や構造を組み合わせたハイブリッド型、または統合型のアーキテクチャのことを指している。今回は、業界で特に成長の著しいこの分野に重点を置きたい。 DSCは、各種プロセッサの主要な機能を単一のアーキテクチャ、命令フロー、およびデバイスに組み合わせたという点において、純粋なDSPやマイクロコントローラとは異なる。DSCは、ペリフェラル回路とデータ処理回路を特定用途向けに適した形で集積している。このようなデバイスの最初のターゲットは、電源コントローラであった。DSCは複雑な制御機能と高度な信号処理機能の2つをバランスのとれた形で備える。このような性質から、複雑な制御と信号処理を必要とするシステムの一部、あるいは小規模なシステムにとって適したものとなっている。今後は、スマートビル(ビルオートメーション)や、携帯型の家庭用医療機器などのようなポータブル機器向けのDSCの登場が期待される。なお、前回までは掲載していたが、今回のディレクトリから削除したメーカーは以下のとおりである。
  • オランダPhilips Semiconductors社:プロセッサ製品部門がオランダNXP Semiconductors社としてスピンオフ
  • 米Starcore:2006年に閉業。米Freescale Semiconductor社が「StarCore」技術を継承
  • スイスSTMicroelectronics社:ディレクトリから削除
  • 米3DSP社:ディレクトリから削除