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昼間の歩行者認識が可能に、NECエレの車載用画像認識プロセッサ
[2008年12月号]
NECエレクトロニクスは2008年10月、画像認識用の並列処理プロセッサ「IMAPCAR2」4品種を開発したと発表した。2009年上期より順次サンプル出荷を始める。第1世代の「IMAPCAR」に比べて、高速品の「IMAPCAR2-300」は処理性能を約3倍に向上し、普及品の「IMAPCAR2-100」は価格を1/5に抑えた。自動車の運転支援システムなどの用途に向ける。
IMAPCAR2-300は、プロセッサエレメント(PE)と同社が呼ぶ演算ユニットを128個内蔵し、昼間の歩行者認識を1個のチップで行える。IMAPCAR2-100は、ナイトビジョンの用途に適した製品である。これらに加え、ナイトビジョンと標識認識の処理に対応できる「IMAPCAR2-200」、先行車認識とレーン逸脱警報などの機能を備えた「IMAPCAR2-50」を用意した(表1)。
IMAPCAR2は、IMAPCARとのソフトウエア互換性を保ちながら、実効性能を大幅に向上した。例えば、PEが一度に処理可能なデータ量を、従来の8ビットから16ビットに拡大している。また、PEが同時に実行できる最大命令数は4命令から5命令に増やした。さらに、内部メモリーとの間のデータ転送速度を従来の8倍とした。
それ以外に、複数のPEを制御するコントロールプロセッサ(CP)では、浮動小数点ユニット(FPU)の追加や、同時実行命令数を従来の1命令から6命令に増やすなどの工夫も行っている。さらに、従来のSIMD(Single Instruction Multiple Data)モードに加えて、マルチプロセッサ(MP)モードも新たに用意した。これにより、異なる複数のタスクを異なる演算ユニットでそれぞれ並列に実行することができる。これら2つのモードは画像処理の状況に応じて動的に切り替えられる。
なお、生産は、IMAPCAR2-200、IMAPCAR2-100、IMAPCAR2-50の3製品を最先端の55nmプロセスで行う。IMAPCAR2-300は90nmプロセスでの量産立ち上げとなる。
IMAPCAR2-300は、プロセッサエレメント(PE)と同社が呼ぶ演算ユニットを128個内蔵し、昼間の歩行者認識を1個のチップで行える。IMAPCAR2-100は、ナイトビジョンの用途に適した製品である。これらに加え、ナイトビジョンと標識認識の処理に対応できる「IMAPCAR2-200」、先行車認識とレーン逸脱警報などの機能を備えた「IMAPCAR2-50」を用意した(表1)。
IMAPCAR2は、IMAPCARとのソフトウエア互換性を保ちながら、実効性能を大幅に向上した。例えば、PEが一度に処理可能なデータ量を、従来の8ビットから16ビットに拡大している。また、PEが同時に実行できる最大命令数は4命令から5命令に増やした。さらに、内部メモリーとの間のデータ転送速度を従来の8倍とした。
それ以外に、複数のPEを制御するコントロールプロセッサ(CP)では、浮動小数点ユニット(FPU)の追加や、同時実行命令数を従来の1命令から6命令に増やすなどの工夫も行っている。さらに、従来のSIMD(Single Instruction Multiple Data)モードに加えて、マルチプロセッサ(MP)モードも新たに用意した。これにより、異なる複数のタスクを異なる演算ユニットでそれぞれ並列に実行することができる。これら2つのモードは画像処理の状況に応じて動的に切り替えられる。
なお、生産は、IMAPCAR2-200、IMAPCAR2-100、IMAPCAR2-50の3製品を最先端の55nmプロセスで行う。IMAPCAR2-300は90nmプロセスでの量産立ち上げとなる。
2015年に売上高200億円
写真1 NECエレクトロニクス 自動車システム事業部長の金子博昭氏
特に、第1世代品は当時のサンプル価格が2万円だったが、それと同等の性能を持つIMAPCAR2-100は4000円と大幅にサンプル価格を下げた。低価格のチップを用意することで、安価な運転支援システムの商品化が可能となり、軽自動車を含めた大衆車への搭載に弾みをつけたい考えだ。
同社では、車載画像認識システムの市場性(車載カメラの台数換算)について、「2010年の100万台に対し、2015年には2000万台に拡大する」と試算している。大幅な需要の伸びが見込まれている中で、金子氏は今後の事業計画について「2015年にはIMAPCARシリーズで200億円の売上高を見込んでいる。その時点で業界シェア40%を獲得したい」と語った。
(馬本 隆綱)
連絡先:問い合わせページ、http://www.necel.com/ja/contact/contact_j.html











