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Willem Bulthuis 氏
NXP Semiconductors社
オートモーティブ セールス&マーケティング担当バイスプレジデント
車載分野における顧客の
最良のパートナとして
開発投資を継続
[2008年08月号]
半導体メーカーの多くは、それぞれの得意技術を生かし、自動車関連事業の拡大に取り組んでいる。オランダNXP Semiconductors(以下、NXP)社は、オーディオ/ビデオ技術やネットワーク技術、近距離無線技術、センサー技術およびパッケージ技術などの固有技術をベースに、車載半導体市場でシェア拡大を狙う。そのために、車載半導体への開発投資も直近の3年間で2倍に増やした。同社のWillem Bulthuis氏に、車載半導体事業における注力分野や日本市場での取り組みなどについて聞いた。
NXP社の車載半導体は、世界市場でどのような位置にあるのか
注力してきた分野とその市場におけるNXP社の位置付けは
一方、安全性/快適性を実現するための半導体市場において、当社の半導体シェアは、車載LAN分野とカーアクセス(キーレスエントリ)/イモビライザー(盗難防止装置)分野でそれぞれ1位である。
NXP社がシェアを伸ばすことができた主な理由は何か
また、この3年間で自動車関連への開発投資を倍増するなど、積極的な取り組みがシェア拡大に結び付いた。半導体技術では、継続的な開発投資による技術革新が重要である。それが結果的に、自動車メーカーのニーズに応えていくことにつながる。開発投資を増やしていくことは、当社が車載分野における顧客の最良のパートナとなるためのコミットメントでもある。
日本では車載半導体事業をどのように展開しているのか
インフォテインメント機器を開発する際に、演算処理を統合するか分散で行うかなど、システム設計にかかわる部分は、自動車メーカーやティア1メーカーと一緒に開発しないと決められないこともある。一例を挙げると、当社のビデオプロセッサ「PNX9520」は、本来カーエンターテインメント用に開発したチップだが、これとリアビューカメラを組み合わせて、安全性機能を付加しようとするユーザーもいる。これはエンターテインメントと安全性/快適性の両方に関連する機能であり、実際に設計する場合は、システム上の切り分けが必要になる。そのため、当社だけで開発することのできない領域となる。
すでに当社には、例えばFlexRayシステムやエマージェンシーコール(緊急通報)システムなど、欧州や米国の自動車メーカーと共同開発を行ってきた実績がある。そこで得た経験やノウハウを日本の顧客に提供していくことで、日本の自動車産業に対してもさまざまな貢献ができると確信している。
(聞き手=馬本 隆綱)
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