2008年7月号


民生向けICの「信頼性」を確保せよ

決め手は設計/製造/品質部門の密な連携

民生電子機器の分野では、消費者は最新の製品に飛びつく傾向がある。ただし、すぐに故障してしまうようなものは誰も望んではいない。従って、その部品を供給するICメーカーは、信頼性が高く、寿命の長い製品を提供する必要がある。プロセスの微細化が進み、信頼性を損ねる新たな要因が噴出する中、IC業界はこの問題にどのように取り組んでいるのだろうか。


ICプロトタイピング導入のススメ

ICの設計が複雑さを増すに連れ、開発フローの早い段階でプロトタイピングを導入する必要性が高まってきた。しかし、ICプロトタイピングに割くことのできる時間は限られており、製品化の際に致命的となりかねない潜在的な問題を効率良く確実に検出するのは、実際には困難なことである。本稿では、こうした問題を解決するために、ICプロトタイピングツールにはどのような機能が要求されるのか、そうしたツールを使いこなすにはどうすればよいのかといったことを明らかにする。


DDRコントローラの選択術

重要な指標は「データ転送効率」

システムの最適化を図る上では、適切なDDR SDRAMコントローラを選択することが極めて重要である。しかし、一般的な検討においては、同コントローラの1つの重要な指標に対して目が向けられていないケースがよくある。その指標とは「データ転送効率」である。本稿では、「データ転送効率とは何なのか」、「それをどのように活用すればよいのか」ということについて、2つのケーススタディを交えながら詳細に説明する。


非補償型オペアンプの基本を知る

ユニティゲインでも安定に動作するよう内部補償されたオペアンプには、ユーザーにとって、より容易に安全な回路を設計できるというメリットがある。しかし、そうした「完全補償型オペアンプ」では、AC性能の主要部分を犠牲にしていることも事実だ。本稿では、この種の製品とは異なる方針で設計された「非補償型オペアンプ」の概要とそのメリットについて解説する。


FPGAで作る任意波形発生器

生物医学などの分野で用いられる機器に対しては、信号の周波数を正確かつ高精度に設定したいという要求がある。そうした用途に適用可能な任意周波数/波形発生器を実現するには、FPGAを利用すると便利である。本稿では、任意周波数発生器の基本原理やその実現方法、任意波形発生器への展開方法を具体例を基に示す。


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