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アジレントが上位機と中位機のオシロを発表、
中位機は新ブランドを採用

[2008年04月号]

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 アジレント・テクノロジーは2008年2月、オシロスコープのハイエンド機「Agilent Infiniium 90000Aシリーズ(以下、90000Aシリーズ)」とミッドレンジ機の「Agilent InfiniiVision 7000シリーズ(以下、7000シリーズ)」の2シリーズを発表した。これら新製品の発売を機に、現行のミッドレンジ機である「5000シリーズ」と「6000シリーズ」にも新ブランド「InfiniiVision」を適用する。

図1 Agilent Infiniium 90000Aシリーズ
図1 Agilent Infiniium 90000Aシリーズ

 90000Aシリーズ(図1)は、オプションでチャンネル当たり最大1ギガポイント(標準は10メガポイント)分の測定用メモリーを搭載できる。これにより、4チャンネルを同時に使った場合でも、25ms分のデータを40ギガサンプル/秒で捕捉することが可能である。従来は測定メモリー容量が大きくなると、画面に表示される波形の更新に時間がかかるという問題があった。これに対して、新製品は大容量メモリーに記録した信号を高速に処理/表示するための演算回路をハードウエア(FPGA)で実装した。このため、ディスプレイに表示される波形更新時間は、20メガポイントの場合で0.44秒と速い。

 もう1つの特徴は、3段階のトリガー機能である。新たに開発した「InfiniiScan Plus」は、2段階のハードウエアトリガーと、ソフトウエアトリガーである「InfiniiScan」の機能を組み合わせて使うことができる。これにより、ハードウエアベースで150psまで、ソフトウエアベースで75psまでのイベントを検出することが可能となった。

 90000Aシリーズには、周波数帯域が2.5GHz/4GHz/6GHz/8GHz/12GHz/13GHzの6モデルがある。参考価格は2.5GHz帯域の「90254A」が345万円。

 一方、7000シリーズには、周波数帯域が350MHz/500MHz/1GHzのモデルが用意されている。それぞれにチャンネル数のバリエーションがあり、計10モデルのラインアップとなっている。全モデルとも12.1型XGA液晶ディスプレイを搭載し、視認性を高めている。また、既存の6000シリーズや5000シリーズに搭載している、波形の更新速度を速めるためのハードウエア「MegaZoom III」を、7000シリーズにも採用した。この技術により、毎秒最大10万回の波形更新が行える。例えば、測定の途中で時間軸を変更したり、メモリー長を最大に変更したりしても、測定器のデッドタイムによる信号の取りこぼしを少なくできる。

 参考価格は、周波数帯域が350MHzで、アナログ2チャンネル入力の「DSO 7032A」で86万7639円。周波数帯域が1GHzで、アナログ4チャンネル/ロジック16チャンネル入力の「MSO 7104A」が223万4843円。

(馬本 隆綱)

連絡先:計測お客様窓口、0120-421345



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