MAGAZINE ARTICLES
このページをホームページに登録
車載ナビゲーション向けの
電源制御IC
[2007年08月号]
R2S25402FT
車載用ナビゲーションシステムの電源回路は、通常動作とDRAMバックアップ動作のいずれにおいても電圧の変換効率が高いことが求められる。通常動作とは、運転中や操作中など、ナビゲーションシステムが起動している状態のことである。一方のDRAMバックアップ動作とは、エンジン停止時にエンジン停止前の表示地図や位置情報をDRAMに保持するためのもので、DRAMのリフレッシュ動作が繰り返し行われる。通常動作とDRAMバックアップ動作における消費電流には、それぞれ数A、数mAと大きな差がある。
これら両方の動作時の効率を高めるために、R2S25402FTは消費電流が多い通常動作時には外部のMOS FETを駆動することによって電源供給を行い、消費電流が少ないDRAMバックアップ動作時には同製品に集積された内部のMOS FETを駆動することによって電源供給を行う。この工夫により、いずれの動作においてもスイッチング損失や導通損失が最適化され、高い効率が実現される。
そのほかの特徴として、入力電圧範囲が3.4V~35Vと広いことが挙げられる。これにより自動車のバッテリから直接ナビゲーションシステムに電源を供給することが可能になる。
主な仕様は、出力電圧の設定範囲が0.8V~5.0V、通常動作のスイッチング周波数が350kHz~480kHz、DRAMバックアップ動作のスイッチング周波数が25kHz(±10%)。
連絡先:汎用製品統括本部 パワー・電源IC事業部 製品技術部、03-5201-5171











