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STマイクロの32ビットマイコン、
Cortex-M3コアを搭載
[2007年08月号]
図1 ARM Cortex-M3コアを内蔵したSTM32ファミリ
STM32ファミリには性能を重視した「STM32F103」と低コスト化を追求した「STM32F101」の2シリーズがある(図2)。STM32F103は、プロセッサコアの動作周波数が72MHzで、SRAMを最大20Kバイト搭載できる。また、変換速度が1μs、分解能が12ビットのA-Dコンバータを2チャンネル内蔵した。加えて、USBやCAN(controller area network)のコントローラ、PWMタイマーも標準で搭載している。消費電流は72MHz動作時で36mAと少なく、スタンバイモード時(リセット回路オンの状態)には最小2μAまで下げることができる。
STM32F101は、プロセッサコアの動作周波数が36MHzで、SRAMは最大16Kバイト搭載できる。A-DコンバータはSTM32F103のそれと同等品を1チャンネル内蔵した。
STM32ファミリは電源電圧が2.0V~3.6Vで、I/Oは5V入力にも対応する。共通した主な周辺機能として、3系統のUSART(universal synchronous asynchronous receiver transmitter)、2系統のSPI、3個の16ビットタイマーなどを集積している。内蔵するフラッシュメモリー容量(32Kバイト、64Kバイト、128Kバイト)とパッケージ(48端子LQFP、64端子LQFP、100端子LQFP/ BGA)が異なる7製品をSTM32F103/STM32F101シリーズのそれぞれにそろえた。
価格は、STM32F103シリーズでフラッシュメモリーを128Kバイト内蔵した100端子LQFP品が約3.6米ドル、STM32F101シリーズでフラッシュメモリーを32Kバイト内蔵した48端子LQFP品が約1.8米ドル(いずれも1万個購入時)。
同社では次のSTM32ファミリの展開として、SRAMを最大64Kバイト、フラッシュメモリーを256K/512Kバイトそれぞれ内蔵し、パッケージが144端子LQFP/BGAの新製品を開発中である。
(馬本 隆綱)
連絡先:MPAグループ、03-5783-8250
図2 STM32F10xのブロック図











