Pulse

アジレントのミッドレンジオシロ、
競合製品比で波形更新速度が25倍


この記事を :  印刷する プリントする ブックマーク  はてなブックマークに登録 この記事をクリップ! Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 メールで送る メールで送る

 アジレント・テクノロジーは2007年4月、周波数帯域や価格帯がミッドレンジに位置するコンパクトオシロスコープ「agilent DSO5000シリーズ(以下、DSO5000シリーズ)」6製品を発売した。競合製品に比べて波形更新速度が25倍速く、内蔵したメモリー容量は100倍多い。これによって、従来は観測できなかった波形を見ることが可能となる。

 DSO5000シリーズには、周波数帯域幅が100MHz/300MHz/500MHzの3タイプがあり、それぞれに2/4チャンネルの製品を準備している。外形寸法は354mm×188mm×174mmと小型で、重さは4.1kgと軽い。

 新製品の特徴は大きく2つある。その1つが高速な波形更新機能である。上位機種である「DSO6000シリーズ」に搭載されているディスプレイシステム&メモリー構造技術「MegaZoom IIIテクノロジ」をDSO5000シリーズにも採用した。この結果、波形更新速度は毎秒10万波形と競合製品に比べて25倍以上も高速となった。これによってデッドタイム(波形を取り込むことができない時間)を最大60%まで短縮でき、従来は観測できなかったグリッチ(間欠現象)を捕捉することも可能になった。

 2つ目が1メガポイント分のデータを記憶できる測定用メモリーを搭載したことだ。メモリー長は競合製品の100倍である。これによって、不具合の個所とその原因の両方のデータを効率良く捕捉することができるようになった。メモリー長を大きくすることで課題となる画面更新速度や反応速度の遅れもMegaZoom IIIテクノロジを採用したことで解消できたという。

 このほか、256段階の輝度階調表示が可能なXGA(1024×768画素)ディスプレイを搭載し、イーサーネットに加えUSBやGPIBなどのインターフェースを標準で備えるという特徴もある。

 DSO5000シリーズの直販は行わず、すべて同社の認定販売店であるアールエスコンポーネンツ、九州計測器、協立電気、東洋計測器、日本電計および東日本電子計測の6社が販売する。価格は帯域やチャンネル数によって異なるが、参考販売価格は例えば周波数帯域100MHz、サンプリング速度2ギガサンプル/秒で2チャンネルの「DSO5012A」が49万177円、500MHz、4ギガサンプル/秒で4チャンネルの「DSO5054A」が120万9764円。

(馬本 隆綱)

連絡先:計測お客様窓口、0120-421345



この記事を :  印刷する プリントする ブックマーク  はてなブックマークに登録 この記事をクリップ! Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 メールで送る メールで送る

Sponsor Links

Partner Solutions

EDN RESOURCE CENTER


新着ホワイトペーパー情報




アナログ・デバイセズ - 22件
インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン - 1件
ナショナル セミコンダクター ジャパン - 9件
リニアテクノロジー - 15件
日本アルテラ - 4件
リード・ビジネス・インフォメーション - 1件