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Silicon Hive社、極東地域での事業を強化プロセッサIPで固定ロジックの置き換えを狙う
[2007年05月号]
オランダのSilicon Hive社は、日本を含む極東アジア地域におけるプロセッサIP(intellectual property)事業の強化を図る。
Silicon Hive社は、オランダのRoyal Philips Electronics社で開発された技術を基にしたコンフィギュラブルなプロセッサIP「HiveFlex」を提供している。このプロセッサIPはソフトウエアで処理を変更することができ、高い汎用性を備える。また、固定ロジック(ハードワイヤードロジック)に匹敵する高い処理能力と、ロジック部の面積や消費電力に対する処理能力が高いことを特徴する(図1)。
Silicon Hive社は、オランダのRoyal Philips Electronics社で開発された技術を基にしたコンフィギュラブルなプロセッサIP「HiveFlex」を提供している。このプロセッサIPはソフトウエアで処理を変更することができ、高い汎用性を備える。また、固定ロジック(ハードワイヤードロジック)に匹敵する高い処理能力と、ロジック部の面積や消費電力に対する処理能力が高いことを特徴する(図1)。
図1 HiveFlexと一般デバイスの電力効率/汎用性の比較
HiveFlexは、固定ロジックに近い電力効率と汎用組み込みCPUに近い汎用性を備える。
あらかじめ特定用途向けにカスタマイズされた「HiveFlex CSP(以下、HF CSP)」、「HiveFlex ISP(以下、HF ISP)」、「HiveFlex VSP(以下、HF VSP)」の3種類のプロセッサIPを用意している。これらのうち、HF CSPは通信処理に適し、命令処理の並列度が高い。一方、HF ISPは画像処理に適しており、SIMD(single instruction multiple data)のようにデータ処理の並列度に優れる。HF VSPはビデオ信号処理に適し、スレッドレベルの処理の並列度が高いプロセッサIPだ。これらIPはすでにカスタマイズされたものであるが、ユーザーの用途によってさらにカスタマイズすることが可能である。主にデジタル家電、無線ネットワーク端末、デジタルカメラ、プリンタなどの用途における固定ロジックからHiveFlexへの置き換えを狙う。
HiveFlexの高い処理能力は、処理の並列化によって実現している。また、面積効率と電力効率が高い理由は通常のプロセッサが備えるパイプライン制御などのコントロールロジックを省き、これらの制御をCコンパイラである「HIVECC」に任せたことによる。言い換えれば、パソコンなどに用いられる汎用プロセッサが行うアウトオブオーダーのような適応型のハードウエア処理によって並列化を行うのではなく、コンパイラによって事前に並列化されたプログラムコードを実行することでハードウエアを簡素化している。それにより、低消費電力化も実現されることになる。
また、固定ロジックを同プロセッサIPによって置き換えることで、処理の記述をVerilogなどのハードウエア記述言語ではなくC言語で行うことが可能になり、設計期間の短縮と設計変更の容易化が図れるという。
Silicon Hive社でインターナショナルマーケティングマネジャを務めるBertrand Vandewiele氏は、「極東地域において当社のコンフィギュラブルプロセッサは、あまり知られていない。極東地域での宣伝活動とサポートを強化するために、この地域に事務所を開設する予定だ」と述べた。同社は事務所を、オランダ、米国、インドなどに開設している。しかし、極東地域にはまだ開設していない。そのためか、極東地域からの同社製品に関する問い合わせが少なかったという。同社のプロセッサIPの主な用途は民生機器であり、民生機器向けの製品を開発/設計する企業が多い極東地域における顧客の増加を期待している。
極東地域での宣伝活動の一環として、Silicon Hive社は2007年5月16日から開催される「組み込みシステム開発技術展(ESEC)」において、HiveFlexを利用したビデオデコードシステムのデモを行う予定である。
(小野 明久)
連絡先:marketing@siliconhive.com
HiveFlexの高い処理能力は、処理の並列化によって実現している。また、面積効率と電力効率が高い理由は通常のプロセッサが備えるパイプライン制御などのコントロールロジックを省き、これらの制御をCコンパイラである「HIVECC」に任せたことによる。言い換えれば、パソコンなどに用いられる汎用プロセッサが行うアウトオブオーダーのような適応型のハードウエア処理によって並列化を行うのではなく、コンパイラによって事前に並列化されたプログラムコードを実行することでハードウエアを簡素化している。それにより、低消費電力化も実現されることになる。
また、固定ロジックを同プロセッサIPによって置き換えることで、処理の記述をVerilogなどのハードウエア記述言語ではなくC言語で行うことが可能になり、設計期間の短縮と設計変更の容易化が図れるという。
Silicon Hive社でインターナショナルマーケティングマネジャを務めるBertrand Vandewiele氏は、「極東地域において当社のコンフィギュラブルプロセッサは、あまり知られていない。極東地域での宣伝活動とサポートを強化するために、この地域に事務所を開設する予定だ」と述べた。同社は事務所を、オランダ、米国、インドなどに開設している。しかし、極東地域にはまだ開設していない。そのためか、極東地域からの同社製品に関する問い合わせが少なかったという。同社のプロセッサIPの主な用途は民生機器であり、民生機器向けの製品を開発/設計する企業が多い極東地域における顧客の増加を期待している。
極東地域での宣伝活動の一環として、Silicon Hive社は2007年5月16日から開催される「組み込みシステム開発技術展(ESEC)」において、HiveFlexを利用したビデオデコードシステムのデモを行う予定である。
(小野 明久)
連絡先:marketing@siliconhive.com











