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EDN Japan主催 ノイズセミナー『勘に頼らないEMC対策』
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 ■講演概要および講演者略歴
「LSIノイズのオンチップ測定とモデリングによる対策」
神戸大学 大学院工学研究科 准教授 永田 真氏
講演概要
動作状態のSoC(System on chip)における電源ノイズをオンチップで測定する技術に注目が集まっている。
この技術と、チップ上の電源ノイズのモデリング/シミュレーションを組み合わせることで、実態の つかみにくいノイズについて見通しの良い理解が得られ、効果的なノイズ対策が可能になる。 本講演では、LSIからPCBにいたるノイズの測定技術とその対策について、事例を含めて紹介する。
講演者略歴
1993年学習院大学大学院修士課程物理学専攻修了、1994年広島大学大学院材料工学専 攻退学、同年広島大学助手. 2002年神戸大学工学部情報知能工学科助教授、現在に至 る。ミックストシグナルLSIの設計技術、デジタル・アナログ集積回路のシグナルイ ンテグリティ問題一般に関する研究に従事。
Symposium on VLSI Circuits, Custom Integrated Circuits Conference, Asian Solid-State Circuits Conference等のプ ログラム委員を継続。
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 「ICチップで実現する、無線周波数帯のノイズキャンセル技術」
米Quellan社 会長 兼 CEO D. Tony Stelliga氏
講演概要
無線機能を備えた携帯型端末の小型化が進む一方で、その機能やサービスはより多様化/複雑化し続けています。このことが要因となって、端末内のノイズが無線通信を阻害してしまうケースが増えてきています。特に、高感度な無線レシーバは、CPUやメモリーインターフェース、高解像度のディスプレイインターフェース、大電力で通信する無線トランシーバなどから生じるノイズの影響を受けやすく、受信性能が劣化してしまいます。
本講演では、携帯型端末におけるノイズの詳細を説明した上で、Quellan社が開発したRFノイズキャンセルチップによって、GPSやISDB-Tのような微弱電力通信における受信感度を回復させる方法を紹介します。
講演者略歴
米Newbridge Networks社の副社長を務め、米LSI Logic社(現LSI社)でテレコム製品部を設立して成長させた。その後、米Softcom Microsystems社を創設してCEOを務める。Softcom Microsystems社が米Intel社に買収された後は、Intel社で戦略立案に携わり、同社のブロードバンドネットワーキング分野への参入を推進した。ブロードバンドネットワーキング分野では20の特許を取得している。現Quellan社の会長兼CEOを務める傍ら、オーディオ技術の米QSound Labs社のディレクタも兼任している。
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 「イミュニティ試験の “ツボ” − 市場でのクレームを最小限にする方法」
株式会社ノイズ研究所 技術部 次長 石田 武志氏

講演概要
電気・電子製品の最終的な評価に必須なノイズイミュニティ試験。しかし、この試験は小手先ではうまくいかないことが多く、対策に時間がかかり、コストアップにつながってしまうという実情がある。本講演では、まず国際規格となっているESD試験、バースト試験、主に日本で広く普及しているインパルスノイズ試験について、それぞれの試験の目的やノイズの特性について解説する。その上で、実際の試験を通して得られたノウハウを基に、フィールドでのクレームを最小限にとどめる方法を紹介する。
講演者略歴
1981年に東京電機大学 電子工学科を卒業。1981年〜1989年にシステムハウスに在籍。1989年〜現在までノイズ研究所 技術部で業務に携わる。 IEC SC77B 国内委員会 エキスパート委員。 IEC SC77C 国内委員会委員。 IEC SC65A 国内委員会委員。 (社)自動車技術会 CISPR分科会委員

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 「組み込みマイコンからの輻射を抑える―低ノイズ実装技術と評価/解析技術」
株式会社 ルネサス テクノロジ 生産本部 技術開発統括部 実装技術開発部 主管技師 中村 篤氏
講演概要
本講演では、機器内における組み込みマイコンの電磁的振る舞いについて、種々の観測データから判明したことを整理して解説する。機器に接続されたケーブルからの輻射(コモンモード輻射)は、マイコンから発生するプリント基板上のノイズ電流の広がりだけでなく、基板パターン各所の電位がグラウンド電位を基準にどう変動するかによって引き起こされる。この輻射を低減するためには何を抑えればよいのか、またそれをどのように計測すればよいのかということを分かりやすく説明する。
講演者略歴
1980年東京工大無機材料工学科卒。1982年東京工大無機材料工学専攻修了。同年(株)日立製作所(半導体事業部)入社。1990年から2年社費留学(The Gordon Institute, MA)で電子工学を学び、帰任後LSIパッケージの電気特性設計、解析技術の開発に着手。1997年よりEMC評価技術を手掛け、MCU(micro processor unit)のノイズ低減支援と低ノイズ実装技術開発を推進。また、顧客セットのノイズ対策に協力している。
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 高速差動伝送ラインのノイズ対策部品とその応用例」
TDK株式会社 電子部品営業グループ テクノロジービジネス推進部 EMCビジネスグループ 菊池 浩一氏

講演概要
本講演では、USB 2.0やLVDSなどに代表される高速差動伝送ラインに焦点を絞ったノイズ対策部品の動向とその応用事例を実験データを中心に置いて解説する。また、最新のHDMIに対応したノイズ対策部品や高速信号のシグナルインテグリティに着目した新しい部品の使用例についても紹介する。
講演者略歴
1993年に大学を卒業後、大手プリンターメーカー関連会社に入社。回路設計者として主にEMS対策に従事する。1998年、株式会社図研に入社、1999年 にNARTE認定EMCエンジニアを取得。SI/EMCコンサルティング業務として主にボード設計におけるSI/EMC設計を行う。2007年にTDK株式会社 電子部品営業グループ テクノロジービジネス推進部 EMCビジネスグループに入社。電子部品のリファレンスとしてボードも含めた効果的な使用方法の検討に奮闘中。現在に至る。

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 「パワーインテグリティからEMI、ESDまで
セット事例に見る総合ノイズシミュレーション手法」
富士通株式会社 テクノロジセンター HPC適用推進センター プロジェクト部長 佐藤 敏郎氏
講演概要
デジタル機器の高速化とLSIの低電圧化に伴い、電源グラウンドバウンスや同時スイッチングノイズ、 EMI、ESDなどのノイズ対策が理由となって、開発期間の長期化とコスト増が顕在化している。 富士通は、独自のシミュレーションシステムを製品開発に適用することにより、設計段階での総合的な ノイズ対策を可能にすることで、この課題を解決した。本講演では、同システムの特徴、適用事例に おける対策の内容、およびその効果について解説する。
講演者略歴
1979年 千葉大学工学部電子工学科卒。1982年 東京工業大学大学院総合 理工学研究科博士前期課程修了。1982年 富士通(株)入社。超大型計算機用 回路技術の開発に従事。1995年 ノイズ対策設計CADシステムの開発に従事。 2005年 同テクノロジセンター HPC適用推進センター プロジェクト部長。 SI/PI/EMI/ESD対策設計CADシステム開発、ノイズ対策技術開発及び適用推進担当。
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 「先端の電磁界測定技法―フォトニクス技術を用いた電磁界イメージング」
独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)
新世代ネットワーク研究センター 光波量子・ミリ波ICTグループ 専攻研究員 笹川 清隆 氏
講演概要
携帯型無線端末の小型化/高機能化が進むに連れ、電磁界にかかわる部分の開発や評価はより一層困難になってきた。この課題を解決するものとして、電磁界を可視化する電磁界イメージングが注目されている。中でも、超低侵襲性、高い空間分解能、超並列化高速イメージングなどを実現する技術として期待を集めているのが、フォトニクス技術を用いた電磁界イメージングだ。本講演では、その現状と課題について例を示しながら解説する。
講演者略歴
1998年 京都大学理学部理学科卒。2004年 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 博士後期課程を修了、工学博士。同年より情報通信研究機構(NICT)専攻研究員。フォトニクス技術を応用した電磁界計測に使用する高速/高感度/高効率な非線形光学素子の研究に従事。2007年 応用物理学会講演奨励賞受賞。
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