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ルネサス、ドイツの前工程工場を
地元ファウンドリへ売却検討

[issued: 2008.09.25]

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 ルネサス テクノロジは、ドイツにある同社の前工程工場Renesas Semiconductor Europe (Landshut) (以下、RSEL)について、半導体受託生産を専門とするドイツのSilicon Foundry Holding社(以下、SFH社)に売却することを検討していることを明らかにした。現在、ルネサスはSFH社と詳細な条件などについて交渉を進めており、2008年内にも最終的な決定/合意に達する見込みとしている。

 RSELは、ドイツのランツフート市に位置している。従業員数は約500人ほどで、主に0.35μm/0.18μmプロセスのICカード向けセキュアマイコンや液晶ディスプレイ(LCD)ドライバの前工程製造を行っている。近年の半導体市場においては、より微細なプロセスでの大量生産が求められており、比較的小規模な同工場での生産量は減少傾向にあったという。

 ルネサスは、世界各地に有する生産拠点リソースの最適化と効率的な活用を推進していいる。RSELについてもコスト削減や稼働率の向上などを図ってきたが、「製品競争力を保つために、経済的合理性に見合ったより大規模な工場でのウェーハ生産に投資を集中することにした」(同社)と説明している。

 一方、SFH社は、RSELのマネジャによって2008年7月に設立されたファウンドリ企業で、欧州市場を中心にビジネスを展開している。ルネサスの会長兼CEO(最高経営責任者)の伊藤達氏は、「RSELの将来についてあらゆる選択肢を検討した結果、アナログミックスドシグナル製品の生産に特化し、地元市場向けに少量でも生産するSFH社のビジネス計画が、RSELの運営を続けるための解決策になり得ると判断した」と述べている。

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