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Xilinx社、FPGAファミリ「Virtex-5」に
100GbE向けの「TXT」を追加
[issued: 2008.09.24]
米Xilinx社は2008年9月、伝送速度が100ギガビット/秒(Gbps)のイーサーネット(以下、100GbE)に対応する通信機器向けのFPGA製品「Virtex-5 TXT(以下、TXT)」を発表した。サンプル出荷は2008年12月から、量産出荷は2009年2月から開始する。
TXTは、65nmプロセスを用いた同社FPGAファミリである「Virtex-5」の新製品。同ファミリの製品としては、すでに「同LXT」、「同SXT」、「同FXT」が供給されているが、新製品のTXTは100GbEをターゲットとしてトランシーバ機能を充実させた。TXTを製品化した背景として、Xilinx社は次のように説明した。
「2006年に策定された10 Gigabit Ethernet(以下、10GbE)ですら、普及するまでに少なくともあと2年はかかると見られていた(関連記事)。しかし、インターネットを利用した動画配信やいわゆるIPTVの爆発的な普及が見込まれることから、40Gbpsのイーサーネット、さらには100GbEに対応可能な処理性能を持つFPGAが必要だと考えた。そこで開発されたのがTXTだ」。
TXTは、65nmプロセスを用いた同社FPGAファミリである「Virtex-5」の新製品。同ファミリの製品としては、すでに「同LXT」、「同SXT」、「同FXT」が供給されているが、新製品のTXTは100GbEをターゲットとしてトランシーバ機能を充実させた。TXTを製品化した背景として、Xilinx社は次のように説明した。
「2006年に策定された10 Gigabit Ethernet(以下、10GbE)ですら、普及するまでに少なくともあと2年はかかると見られていた(関連記事)。しかし、インターネットを利用した動画配信やいわゆるIPTVの爆発的な普及が見込まれることから、40Gbpsのイーサーネット、さらには100GbEに対応可能な処理性能を持つFPGAが必要だと考えた。そこで開発されたのがTXTだ」。
TXTは、4種類のシリアルI/Oに対応している。0.5Gbps~6.5Gbpsで動作する「GTX(Gigabit Transceiver Extreme)トランシーバ」を送信/受信用に24個ずつ、計48個搭載しており(40個の製品もあり)、1個のTXTで600Gbps以上の帯域幅を提供することが可能だ。FXTなどに比べてトランシーバ性能を高めたことにより、インターフェース間を結ぶブリッジ回路を構成する際に部品点数を削減できる。例えば、100GbEのMAC(Media Access Controller)と120GbpsのInterlaken間のブリッジを構成する場合、従来であればFPGA(FXT)が2個と10GbEに対応したPHYデバイスが10個必要であった(図1)。それに対し、FXTの代わりにTXTを用いると、FPGA(TXT)が1個と40Gbps(10Gbps×4)に対応したPHYデバイスが3個の、計4個の部品点数で済む(図2)。FXTをTXTに代えたことで処理性能が上がり、40GbpsのPHYデバイスに対応できるようになるからである。
TXTは、大容量の情報を処理できる性能を備えながらも低消費電力であり、GTXトランシーバ1個当たりの消費電力は、6.5Gbpsの動作時でも200mW以下である。また、Virtex-5の従来製品で実績のあるアーキテクチャを採用しているため、TXTの新規利用に伴う開発リスクも低いという。
TXTがターゲットとする100GbEの分野では、標準規格がまだ確定していない。Xilinx社は、「今後も仕様の変更が発生することが考えられるが、そうした変化に柔軟に対応する上でFPGAは有利」だとしている。また、通信機能を実現するためのソフトウエアIP(Intellectual Property)も豊富に用意されており、例えば、伝送速度が120Gbpsや50GbpsのInterlakenや、40GbpsのOC-768、PCI Express 2.0などに対応したIPがある。設計ツールである「ISE(Integrated Software Environment) Design Suite 10.1」なども、TXT用にアップデートされた。
技術サポートについても、FAE(Field Application Engineer)のほか、I/Oに関する専門技術者を国内に配置するなどで体制を整えている。
(村尾 麻悠子)
TXTは、大容量の情報を処理できる性能を備えながらも低消費電力であり、GTXトランシーバ1個当たりの消費電力は、6.5Gbpsの動作時でも200mW以下である。また、Virtex-5の従来製品で実績のあるアーキテクチャを採用しているため、TXTの新規利用に伴う開発リスクも低いという。
TXTがターゲットとする100GbEの分野では、標準規格がまだ確定していない。Xilinx社は、「今後も仕様の変更が発生することが考えられるが、そうした変化に柔軟に対応する上でFPGAは有利」だとしている。また、通信機能を実現するためのソフトウエアIP(Intellectual Property)も豊富に用意されており、例えば、伝送速度が120Gbpsや50GbpsのInterlakenや、40GbpsのOC-768、PCI Express 2.0などに対応したIPがある。設計ツールである「ISE(Integrated Software Environment) Design Suite 10.1」なども、TXT用にアップデートされた。
技術サポートについても、FAE(Field Application Engineer)のほか、I/Oに関する専門技術者を国内に配置するなどで体制を整えている。
(村尾 麻悠子)
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