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工業用途向けのR-2R型D-Aコンバータ、
18ビットの単調増加性を実現
[issued: 2008.09.16]
日本テキサス・インスツルメンツは2008年9月、工業用途向けのR-2R抵抗ラダー型D-Aコンバータ「DAC9881」を発表した。18ビットの分解能で、±2LSBのINL(積分非直線性誤差)、±1LSBのDNL(微分非直線性誤差)を実現しており、同社は「真の18ビットの単調増加性を実現している唯一の製品」だと説明している(図1)。自動試験装置や計測器、工業用プロセス制御、データ収集システムなどの用途に向ける。
DAC9881は1チャンネルのD-Aコンバータであり、R-2R抵抗ラダー方式を採用している。同方式D-Aコンバータの電流出力を電圧出力に変換するバッファアンプを内蔵しており、このバッファアンプも含めたセトリングタイムは5μsを実現している。ノイズ量は24nV/√Hzと少ない。同社は、これらの性能を実現できた理由として、0.3μmの製造プロセス「HPA07」を利用していることを挙げる。同プロセスでは、抵抗の素材としてシリコンクロム(SiCr)の薄膜を利用しており、これがR-2R方式において変換精度を決める高い抵抗比精度と低い雑音を実現する要因だという。
DAC9881の電源電圧はアナログ系が2.7V~5.5V、デジタル系が1.7V~5.5V。リファレンス電圧も外部から供給する。インターフェースは、クロック周波数が50MHzのSPI(Serial Peripheral Interface)に対応している。パッケージは外形寸法が4.0mm×4.00mmの24端子VQFN。消費電力は標準値で4mW。すでに出荷中であり、1000個購入時の参考単価は16.9米ドル。
(飴本 健)
DAC9881は1チャンネルのD-Aコンバータであり、R-2R抵抗ラダー方式を採用している。同方式D-Aコンバータの電流出力を電圧出力に変換するバッファアンプを内蔵しており、このバッファアンプも含めたセトリングタイムは5μsを実現している。ノイズ量は24nV/√Hzと少ない。同社は、これらの性能を実現できた理由として、0.3μmの製造プロセス「HPA07」を利用していることを挙げる。同プロセスでは、抵抗の素材としてシリコンクロム(SiCr)の薄膜を利用しており、これがR-2R方式において変換精度を決める高い抵抗比精度と低い雑音を実現する要因だという。
DAC9881の電源電圧はアナログ系が2.7V~5.5V、デジタル系が1.7V~5.5V。リファレンス電圧も外部から供給する。インターフェースは、クロック周波数が50MHzのSPI(Serial Peripheral Interface)に対応している。パッケージは外形寸法が4.0mm×4.00mmの24端子VQFN。消費電力は標準値で4mW。すでに出荷中であり、1000個購入時の参考単価は16.9米ドル。
(飴本 健)
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