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RSコンポーネンツ、中小規模の
量産向けサービスを拡充
[issued: 2008.09.03]
アールエスコンポーネンツは、電子部品の流通ビジネスの領域拡大に向けて、中小量の量産を行う顧客向けのサービスを拡充する。具体的には、そのまま自動実装機で利用できる出荷形態での部品供給を始める。また、購入量の増加に応じて割引率を大きくする新たな価格体系を導入する。
同社の社長を務める浜本宏氏は、「これまでの設計/開発者向け緊急調達用途をビジネスの基本としながらも、当社のさらなる成長に向けて、中小量を量産する顧客に向けたサービスの拡充を図る」と話す。量産品といっても、検査機器など年間でも100台程度しか生産されない分野もあり、こうした市場が新たなターゲットとなる。
同社の新サービス「プロダクションパッケージ」は、製品や顧客の要求に応じて、部品の梱包(こんぽう)をリール型やトレイ型、スティック型の形態にして納品するというもの。特にリール型については、150個以上購入した場合、必要な部品個数を空リールに巻き直すサービスも無料で行う。従来は、袋や箱に小分けして納品していた。このため、自動実装機を導入した生産ラインでは、実装機への供給形態に応じて、顧客が再梱包しなければならなかった。
新サービスの対象となる製品は、2008年10月以降に2万5000点を用意する。その後順次追加して、2009年3月までに3万点、2009年度中には5万点以上に増やす。納期はこれまでと同じく、午後6時までに注文されたものは翌日に顧客へ届く。
新サービスの開始に伴い、価格体系も見直した。これまで、購入量に応じた割引は3段階としていたが、新たに2段階追加して5段階とする。例えば抵抗部品の場合、単価は25~100個であれば25円、400~800個の場合は15円となっていた。これに対して800~2000個、2000個以上という価格帯を新たに設定した。これにより、2000個以上購入する場合には単価が10円となるなど、小ロット生産時でも部品コストの削減が可能となる。
アールエスコンポーネンツは、英Electrocomponents社の日本法人として1999年3月に営業を開始した。これまで、主に設計や開発にかかわる技術者が、試作に必要となる部品を緊急調達する際のニーズに応えてきた。現在、日本では約7万5000点の半導体デバイスや電子部品を常時在庫として持ち、基本的には部品1個からの小ロット注文に応じ、午後6時までに受注した案件は翌日に即納するというモデルでビジネスを展開してきた。これまで、同社は年率約18%の成長を続け、2008年度は約50億円の売上高となる見込みだ。新規顧客数も年間で2万5000人増加し、年間に1回は購入する顧客の数は6万人に達している。
Electrocomponentsグループは、世界26カ国に現地法人を設立し、150カ国以上で事業を展開している。常時在庫を有する部品の種類は合計50万点にも及び、年間700万件の受注に対応している。グループ全体での年間売上高は約2000億円。
(馬本 隆綱)
同社の社長を務める浜本宏氏は、「これまでの設計/開発者向け緊急調達用途をビジネスの基本としながらも、当社のさらなる成長に向けて、中小量を量産する顧客に向けたサービスの拡充を図る」と話す。量産品といっても、検査機器など年間でも100台程度しか生産されない分野もあり、こうした市場が新たなターゲットとなる。
同社の新サービス「プロダクションパッケージ」は、製品や顧客の要求に応じて、部品の梱包(こんぽう)をリール型やトレイ型、スティック型の形態にして納品するというもの。特にリール型については、150個以上購入した場合、必要な部品個数を空リールに巻き直すサービスも無料で行う。従来は、袋や箱に小分けして納品していた。このため、自動実装機を導入した生産ラインでは、実装機への供給形態に応じて、顧客が再梱包しなければならなかった。
新サービスの対象となる製品は、2008年10月以降に2万5000点を用意する。その後順次追加して、2009年3月までに3万点、2009年度中には5万点以上に増やす。納期はこれまでと同じく、午後6時までに注文されたものは翌日に顧客へ届く。
新サービスの開始に伴い、価格体系も見直した。これまで、購入量に応じた割引は3段階としていたが、新たに2段階追加して5段階とする。例えば抵抗部品の場合、単価は25~100個であれば25円、400~800個の場合は15円となっていた。これに対して800~2000個、2000個以上という価格帯を新たに設定した。これにより、2000個以上購入する場合には単価が10円となるなど、小ロット生産時でも部品コストの削減が可能となる。
アールエスコンポーネンツは、英Electrocomponents社の日本法人として1999年3月に営業を開始した。これまで、主に設計や開発にかかわる技術者が、試作に必要となる部品を緊急調達する際のニーズに応えてきた。現在、日本では約7万5000点の半導体デバイスや電子部品を常時在庫として持ち、基本的には部品1個からの小ロット注文に応じ、午後6時までに受注した案件は翌日に即納するというモデルでビジネスを展開してきた。これまで、同社は年率約18%の成長を続け、2008年度は約50億円の売上高となる見込みだ。新規顧客数も年間で2万5000人増加し、年間に1回は購入する顧客の数は6万人に達している。
Electrocomponentsグループは、世界26カ国に現地法人を設立し、150カ国以上で事業を展開している。常時在庫を有する部品の種類は合計50万点にも及び、年間700万件の受注に対応している。グループ全体での年間売上高は約2000億円。
(馬本 隆綱)
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