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高速シリアルI/Fの計測環境を提供、
日本テクトロが専用施設を開設

[issued: 2008.08.28]

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計測器群
写真1 T&M CoE内に設置された計測器群

 日本テクトロニクスは2008年8月、東京・品川の本社内に高速シリアルインターフェースの計測環境を提供する拠点として「T&Mセンターオブエクセレンス(以下、T&M CoE)」を開設した。9月末には同社大阪営業所内にもやや規模の小さいサブセンターを設ける予定だ。また、米Tektronix社では、1カ月以内に本社のあるオレゴン州ビーバートンをはじめ、カリフォルニア州サンタクララや中国上海、台湾など世界の主要地域に同様の施設を設ける計画である。

 T&M CoEでは、HDMI(High Definition Multimedia Interface)、DisplayPort、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)、PCI Express、DDR(Double Data Rate)、USBなど、高速シリアルインターフェース規格の適合性試験などが行える。施設内の床やテーブルなどには静電対策が施されており、同社製の測定器として、帯域幅が20GHzのデジタルシリアルアナライザ「DSA72004型」やロジックアナライザ「TLA7000シリーズ」、24ギガサンプル/秒の任意信号発生器「AGW7122B型」、データタイミングジェネレータ「DTG5000シリーズ」などが設置されている(写真1)。また、顧客が持参する被測定物と設置された計測器を接続するためのプローブやフィクスチャ、および計測に必要な関連ソフトウエアなども用意している。

 例えば、HDMIに関する適合性試験では、ソーステスト、シンクテスト(イントラペアスキュー測定およびジッター測定)、ケーブルテストなどが要求されるが、同施設ではこれらすべてに対応することができる。さらに、同施設では主要な高速シリアルインターフェース技術に関して、専門のトレーニングを受けたアプリケーションエンジニアが対応することになっており、最新の規格に対する計測ノウハウなども提供できるという。

 T&M CoEが利用できるのは、平日(月~金)の午前10時~午後5時。利用するには同社の営業担当を通じて事前の予約が必要となる。お客様コールセンターでも予約を受け付けている。基本的に使用料は無料で、同社のユーザーでなくても利用することは可能だという。
(馬本 隆綱)

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