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Intel社、多コア型x86アーキテクチャ
「Larrabee」の詳細発表へ

[issued: 2008.08.06]

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 米Intel社は、2008年8月12日から米ロサンゼルスで開催されるコンピュータグラフィックス関連の展示会『SIGGRAPH 2008』において、多コア型の新アーキテクチャ「Larrabee」の詳細を明らかにする。Larrabeeの機能や性能のほか、ソフトウエアレンダリング3Dパイプラインの新方式や、多コアプログラミングモデル、各種アプリケーションにおける性能分析結果などについて発表するという。

 Intel社は、「パソコンのグラフィックス機能向けに、2009年もしくは2010年にLarrabeeの製品化を予定している。多コア型のx86アーキテクチャを搭載した業界初の製品になるだろう」と説明している。同社はまた、「Larrabeeの投入によって、数十から数千のコアを搭載した次世代コンピュータ向けソフトウエアなどの開発が促進されることが期待される」としている。

 Intel社は現在、マルチコア化を加速するために多数の研究プロジェクトを進めており、ソフトウエア関連の取り組みなどを行っている。中でもテラスケール研究プログラムでは、400以上の大学や米国防高等研究計画局(DARPA)、米Microsoft社や米HP社などの企業と提携しており、その投資額も最大規模となっている。

 Intel社は、「Larrabeeを搭載した初期製品は、主にディスクリートグラフィックスのアプリケーションに向ける。『DirectX』や『OpenGL』に対応させることで既存のゲームやプログラムを実行できるほか、Larrabee専用のC/C++プログラミングモデルによって科学/技術ソフトウエアなど高度な並列アプリケーションにも対応できるようになるだろう」と説明している。

 さらに同社は、「Larrabeeは、『Pentium』プロセッサから受け継いだ2命令発行(dual-issue)可能なパイプラインを備えている。ベクトル演算処理ユニット(VPU)やマルチスレッド、64ビット命令、プリフェッチなどの拡張機能に対応するために、完全に一貫性を保つキャッシュ構成を採用している。プログラミングの容易さが実現されるほか、演算能力の大幅な向上が期待できる」と述べている。

(Electronic News)

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