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450mWのパルス光出力が可能な
青紫色半導体レーザー

[issued: 2008.10.06]

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青紫色半導体レーザー
450mWのパルス光出力が可能な青紫色
半導体レーザー


 三洋電機は2008年10月、光出力が200mW(連続)または450mW(パルス)の青紫色半導体レーザーを開発したと発表した。発振波長は405nm。直径5.6mmの小型パッケージで提供される。4層Blu-ray Discへの12倍速記録に対応する。この製品を採用することにより、1枚のディスクに最長8時間のハイビジョン番組を録画でき、2時間の番組を10分でダビングできるシステムを実現することが可能だという。

 半導体レーザーは、発光層を上下2つのクラッド層で挟み込む構造を取っている。クラッド層の品質が低い場合、発光層を通るレーザー光の一部がクラッド層に吸収されるため、光損失が発生する。三洋電機は独自の結晶成長技術により、クラッド層での光吸収を抑え、光損失を低減した。また、これによってレーザー素子の電力‐光変換効率が向上し、動作電流を200mA(200mW出力時)に抑えることができたという。

 光損失の低減に加え、長時間動作や高出力における安定性も実現した。半導体レーザーには、素子の反射率制御や酸化防止のために端面保護膜が形成されている。通常、この保護膜は誘電体で構成されるが、誘電体がレーザー光の一部を吸収してしまうため、光出力が低下するという問題があった。三洋電機は独自の端面保護膜構造を開発し、長時間の動作でもレーザー光の出力が低下しない安定性を実現したという。また、光導波シミュレーション技術や高精度な光導波路形成技術を開発し、素子内部のレーザー光の揺らぎを抑えて高出力でも安定した出力特性を実現した。

 新製品の閾(しきい)値電流は50mA。レーザー光の広がり角度は水平方向で8.5°、垂直方向で19°である。

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