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ウェーハレベルでMEMS層とLSI層を集積する
MEMSデバイス製造技術
——『CEATEC JAPAN 2008』から

[issued: 2008.10.06]

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試作デバイス
写真1 MEMS層とLSI層を集積した試作デバイス(クリックで拡大)
試作デバイスのウェーハ
写真2 試作デバイスのウェーハ
(クリックで拡大)

MEMSとLSIを形成したウェーハを接合/ダイシングし、1つのデバイスとする。

 オムロンは『CEATEC JAPAN 2008』において、ウェーハレベルでMEMS(Micro Erectro Mechanical System)層とLSI層を縦方向に集積するMEMSデバイス製造技術を発表し、試作デバイスを展示した(写真1)。

 MEMSを作り込んだウェーハの上下にLSIを形成したウェーハを重ね合わせて接合し(写真2)、その後ダイシングすることで個片化する。MEMS基板をLSI基板に挟み込むことで、MEMSデバイスを保護するための樹脂モールドが不要となり、パッケージレスによりデバイスの低価格や低背化が図れるという。

 今回発表した技術はNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「高集積・複合MEMS製造技術開発プロジェクト」の一環として行われているもの。配線形成のための貫通孔は直径10µm、アスペクト比50を実現しており、接合するウェーハ間のアライメント精度は±2µm以下を達成している。今後の目標として、「直径5µmの貫通孔形成、±1µm以下のアライメント精度を目指す」(オムロンの説明員)という。

 オムロンが今回試作したデバイスのMEMS層には実際に加速度センサーが組み込まれている。圧力センサーやフローセンサーなどについても同技術を適用することが可能であり、さらには複数のMEMS層を重ね合わせた多層ウェーハレベル接合などへの応用が期待されるという。「2010年度ごろには実用レベルにもっていきたい」(同社説明員)としている。

(鉄井 亮一)

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