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赤外光を利用した検出範囲0.7mmの位置検出センサー
——『CEATEC JAPAN 2008』から
[issued: 2008.10.01]
新日本無線は、『CEATEC JAPAN 2008』において、赤外光を利用する反射型センサーを用いたフォトリフレクタ「NJL5904R」を発表した。携帯電話機のカメラモジュールに搭載されるオートフォーカス(以下、AF)用レンズの位置検出センサーの用途をターゲットとする(写真1)。外形寸法が1.8mm×2.0mm×0.6mmのCOBPで提供される。サンプル価格は60円で、すでに量産出荷を開始している。
一般に、AF用レンズの位置検出にはフォトリフレクタやホール素子が使用されている。レンズからの光を電気信号に変換する撮像素子の高画素化に伴って、位置検出の高精度化が求められるようになった。また、位置検出センサーには、より長い距離に対応できるよう、出力電流量の増加カーブに広い範囲でリニアリティを持たせることが要求されている。出力電流の量が100%近くなると位置を検出できなくなるので、立ち上がりが急峻だと位置を検出できる距離が短くなる。
NJL5904Rでは受発光チップを工夫し、出力電流の立ち上がり(出力電流の増加カーブ)を緩やかにした。これによって検出範囲が0.7mm(標準値)となり、新日本無線の従来品「NJL5902R-1」に比べて約3倍の範囲でのリニアリティを実現した(写真2)。
また、NJL5904Rは赤外光を利用したセンサーであるため、出力電流量が磁界からの影響を受けないという特徴も備える。
(村尾 麻悠子)
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