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プラグインハイブリッド車用の双方向AC-DCコンバータ
——『CEATEC JAPAN 2008』から

[issued: 2008.10.01]

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充電/駆動のデモ
写真1 プラグインハイブリッド車の
充電/駆動のデモ(クリックで拡大)

双方向AC-DCコンバータを使ったデモ。左奥上側にある大きな箱が2次電池、中央にあるのが双方向AC-DCコンバータ。家庭用電源から2次電池を充電し、2次電池からの放電でタイヤを駆動する。
ハイブリッド車用のDC-DCコンバータ
写真2 ハイブリッド車用のDC-DC
コンバータ(クリックで拡大)

2009年発売の新車に採用されるGen4.5(右)と2年前に開発した現行製品のGen3.5。

 TDKは、『CEATEC JAPAN 2008』において、家庭用電源からプラグインハイブリッド車の2次電池への充電を行うとともに、その2次電池から家電製品を動かすための交流出力も可能にする双方向AC-DCコンバータのデモンストレーション展示を行った(写真1)。

 プラグインハイブリッド車は、家庭用電源をはじめとする外部電源から2次電池に充電することにより、一定距離の電動走行を可能にすることを最大の特徴としている。その一方で、トヨタ自動車の研究開発モデル「トヨタプラグインHV」のように、非常時の電源としてその2次電池で家電製品を駆動するための交流出力を行う機能も求められている。TDKの双方向AC-DCコンバータは、交流側の定格入出力100~120Vと直流側の定格入出力150~350Vの間で双方向のAC-DC変換を行うことが可能で、自動車メーカーの求める仕様に対応している。「双方向でのAC-DC変換を実現するためには、当社独自のDSPを使ったフルデジタル制御技術が必須だった」(同社)という。

 この双方向AC-DCコンバータは、DC-DCコンバータの機能も備えている。デモンストレーションでは、家庭用電源の交流100Vから2次電池を充電し、2次電池からの電圧をさらにDC-DC変換してタイヤを回転させていた。

 また、ハイブリッド車に採用されている水冷式DC-DCコンバータの次世代品「Gen4.5」の展示も行った(写真2)。トランスの小型化/高効率化や部品点数の削減などにより、2006年に開発した現行製品の「Gen3.5」と比べて、重量が42.5%減の2.7kg、体積が26.7%減の2.8リットルと小型化/軽量化し、最大効率も1.7ポイント増の91.2%を達成した。さらに、車載ネットワークの標準規格であるCAN(Controller Area Network)通信で接続しての制御も行えるなど、機能拡張も行った。2009年発売予定の市販車に採用される予定だ。

(朴 尚洙)

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