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DisplayPort向けのEMI対策用コモンモードフィルタ、
カットオフ周波数は8GHz

[issued: 2008.07.15]

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TCM1210U-500-2P
「TCM1210U-500-2P」

 TDKは2008年7月、DisplayPort端子用のEMI(Electromagnetic Interference)対策部品として利用可能な薄膜コモンモードフィルタ「TCM1210U-500-2P」を商品化したと発表した。サンプル価格は100円。

 DisplayPortは、パソコンや音響/映像機器などをディスプレイに接続するために用いる高速伝送規格。その信号伝送速度はHDMI(high definition multimedia interface)の2.25ギガビット/秒よりも高速で、信号線1本当たり2.7ギガビット/秒である。信号線は最大4本で、10.8ギガビット/秒の高速伝送が可能となっている。EMI対策部品には、この伝送特性を妨げないことが求められる。

 TCM1210U-500-2Pは、TDK独自の薄膜磁気ヘッド技術(ファインパターン導体形成技術、成膜技術など)を応用することで、8.0GHzのカットオフ周波数を実現した。この値は、同社従来品のHDMI用薄膜コモンモードフィルタ「TCM1210H-900-2P」よりも2GHz向上している。これであれば、DisplayPortの高速差動伝送ラインの信号に対して影響を与えることなく、ノイズを抑制することが可能だという。

 定格電圧は10Vで、定格電流は100mA、100MHzにおけるコモンモードインピーダンスは50Ω。外形寸法は1.25mm×1.0mm×0.6mmである。

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