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Cypress社のタッチスクリーンコントローラ、
投影型の静電容量方式に対応
[issued: 2008.07.08]
写真1 Cypress社の「TrueTouch」
写真2 日本サイプレス代表取締役社長のMichael Bollesen氏
TrueTouchは、投影型の静電容量方式のタッチセンサーに対応している。これまで同社は、主にボタンやスライダを利用するアプリケーション向けに、銅や銀の電極を利用したタッチセンサー向けのコントローラとして「CapSense」を展開していた。それに対し、今回は新たに透明電極に対応させたことで、投影型静電容量方式のタッチスクリーンに適したコントローラを実現したという。
タッチスクリーンの方式には、赤外線方式、表面容量方式、抵抗膜方式など、複数の方式が存在しているが、投影型静電容量方式の特徴について、日本サイプレスの代表取締役社長を務めるMichael Bollesen氏(写真2)は、「光学的透明度が高く、堅牢性に優れ、マルチタッチ機能に対するコスト効率も高い。また、表面容量方式は小型化への対応が困難であるといった課題があるが、投影型静電容量方式はあらゆるサイズに対してスケーラビリティが高く、今後の市場拡大が期待されている」と説明する。
TrueTouchファミリには、シングルタッチに対応した「CY8CTST1xx」、マルチタッチジェスチャに対応した「CY8CTMG1xx」、マルチタッチオールポイントに対応した「CY8CTMA1xx」の3つのシリーズが用意されている。
シングルタッチは、スクリーン上の1点(指)検出に対応しており、タッチ/トラッキング、スクロールといった操作を可能にする。マルチタッチジェスチャは2点検出に対応し、例えば2本の指でスクリーン上の画像を縮小/拡大するといったことが行える。マルチタッチオールポイントは10点までの多点接触を同時に検出することができ、スクリーンに触れた複数の指の位置を正確にとらえるといったことが可能である。
同社は今後、携帯型音楽プレーヤやスマートホンなどで用いられるタッチスクリーン市場向けにTrueTouchを展開、3つのシリーズを同時に投入することでユーザーのニーズに適した製品提供を目指すという。
いずれの製品も32端子または56端子のQFNパッケージで供給される。2008年8月からサンプル出荷が開始され、同年9月から量産開始される予定である。
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