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耐圧が600Vのハーフブリッジ構成ゲート駆動IC
[issued: 2008.07.01]
600Vのゲート駆動IC「IRS260xD」
今回製品化したのは「IRS2607D」、「IRS2608D」、および「IRS2609D」の3品種。米International Rectifier社の第5世代高耐圧IC(G5HVIC)向け製造プロセスを採用しており、ハイサイド駆動回路とローサイド駆動回路を集積している。ハイサイド駆動回路は、シリコンチップ内でフローティング(シリコン基板に対して電位的に浮いている状態)構造を取っており、この部分は最大600Vのオフセット電圧の印加を許容できるという。ハイサイド駆動回路とローサイド駆動回路は、伝播遅延時間の整合が図られている。
3品種は、デッドタイム発生回路の有無や入出力の論理の違いの点で異なる。IRS2607Dは、デッドタイム回路を搭載していない。入出力論理は、ハイサイド出力、ローサイド出力ともにそれぞれの入力に対して非反転である。IRS2068DとIRS2069Dは、ハーフブリッジ構成で、530nsのデッドタイムを発生させる回路を集積している。IRS2068Dは、ハイサイド入力に対するハイサイド出力は非反転で、ローサイド入力に対するローサイド出力が反転となっている。一方、IRS2069Dは入力端子が1個で、ハイサイド出力が非反転、ローサイド出力が反転である。
このほか、IRS260xDシリーズは、雑音を低減するための入力フィルタやUVLO(低電圧ロックアウト)保護機能、シュートスルー保護機能、入力遮断機能などを備えている。出力電流は、ソース(吐き出し)時が標準値で200mA、シンク(吸い込み)時が標準で350mA。出力電圧振幅は10V~20Vである。
3品種とも8端子のSOPで提供される。10万個購入時の単価は0.7米ドルから。
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