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ANI社とシュツットガルト大学、
フレキシブル基板向けCNTで一定の成果
[issued: 2008.07.01]
従来、ディスプレイ、電子回路、センサー、メモリーチップなどに用いられる基板には、シリコンやガラスなどの剛性の高い素材が使われてきた。しかし、最近では、柔軟性が高く容易に曲げることができるフレキシブル素材が使われるようになってきている。
ドイツのシュツットガルト大学ディスプレイ技術研究室とNano-Proprietary社の子会社であるApplied Nanotech(ANI)社は、カーボンナノチューブ(CNT)用いたTFT(薄膜トランジスタ)の開発を共同で進めている。両者は2008年6月、フレキシブルな電子機器を実現するために、そのCNT-TFTが有効であるとの見解を示した。
ANI社とシュツットガルト大学によると、両者はANI社が開発した印刷技術に似たCNTの積層方法を用いることで、CNT-TFTの生産性を向上させる技術を共同開発したという。作製したCNT-TFTは5桁のオン/オフ比を実現しており、必要十分な電子移動度も達成しているという。
シュツットガルト大学のディスプレイ技術研究室は、2008年5月に開催された『SID 2008』において、透明電極をこれまでのITO(酸化インジウムスズ)からCNTに置き換えたフルカラーTFT液晶ディスプレイを発表した。同ディスプレイのサイズは4インチ型で、解像度はQVGA(320×240)を実現している。
ANI社とシュツットガルト大学は、「CNTは、スプレーコーティング法によって成長させた。製造コストの高いこれまでの真空プロセスからの置き換えが期待できる」と説明している。さらに両者は、「このことは、CNTを透明電極として利用できることを示すとともに、柔軟でフレキシブルなディスプレイの将来性を広げるものだ」と述べている。
(Electronic News)
ドイツのシュツットガルト大学ディスプレイ技術研究室とNano-Proprietary社の子会社であるApplied Nanotech(ANI)社は、カーボンナノチューブ(CNT)用いたTFT(薄膜トランジスタ)の開発を共同で進めている。両者は2008年6月、フレキシブルな電子機器を実現するために、そのCNT-TFTが有効であるとの見解を示した。
ANI社とシュツットガルト大学によると、両者はANI社が開発した印刷技術に似たCNTの積層方法を用いることで、CNT-TFTの生産性を向上させる技術を共同開発したという。作製したCNT-TFTは5桁のオン/オフ比を実現しており、必要十分な電子移動度も達成しているという。
シュツットガルト大学のディスプレイ技術研究室は、2008年5月に開催された『SID 2008』において、透明電極をこれまでのITO(酸化インジウムスズ)からCNTに置き換えたフルカラーTFT液晶ディスプレイを発表した。同ディスプレイのサイズは4インチ型で、解像度はQVGA(320×240)を実現している。
ANI社とシュツットガルト大学は、「CNTは、スプレーコーティング法によって成長させた。製造コストの高いこれまでの真空プロセスからの置き換えが期待できる」と説明している。さらに両者は、「このことは、CNTを透明電極として利用できることを示すとともに、柔軟でフレキシブルなディスプレイの将来性を広げるものだ」と述べている。
(Electronic News)
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