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Keithley社がWiMAX対応製品を発表、
4×4のMIMO構成も容易に
[issued: 2008.06.26]
米Keithley Instruments社は2008年6月、WiMAX対応を図った同社RF計測製品群に関する発表を行った。同社のベクトルシグナルアナライザ(以下、VSA)「2820型」とベクトルシグナルジェネレータ(以下、VSG)「2920型」、ならびにこれらとともに用いる波形作成ソフトウエア「シグナルマイスタ」で構成される測定環境により、例えばモバイルWiMAX(IEEE 802.16e) Wave2における4×4(送信/受信)のMIMO(multi input multi output)に対応した試験/測定が容易に行えるというものである。
2820型/2920型は、DSPを利用したソフトウエア定義無線(SDR:software defined radio)方式のアーキテクチャを採用している。この特徴から、さまざまな通信プロトコルに対応した測定環境を、両製品のハードウエアを変更することなく、ソフトウエアを更新するだけで容易に実現できる。このたびのWiMAX対応もこの方法で行われた。すなわち、VSAである2820型に対しては、ファームウエアの更新を行った。VSGである2920型については特に変更は行っていないが、これとともに利用するシグナルマイスタをバージョン2.0に更新した。このソフトウエアによって、WiMAX対応の試験信号波形とマッピングファイルを作成し、波形データを2920型に、マッピングファイルを2820型にインストールして使用する仕組みである(図1)。なお、1回の計測にかかる時間は200msであり、これは「他社製品の3倍の速度」(Keithley社)だという。
2920型、2820型には、それぞれ対応周波数が400MHz~4GHzのバージョンと400MHz~6GHzのバージョンがある。400MHz~4GHzのバージョンの本体価格は2920型が218万8000円、2820型が281万3000円。
MIMO構成を実現するには、別売りの同期ユニット「2895型」(価格は123万8000円)を利用する。この同期ユニットには、2920型または2820型を最大4台接続できる。例えば、2×2のMIMOを構成したければ、2895型を1台と、2820型と2920型を2台ずつ用意すればよい。現時点では、4×4のMIMO構成まで拡張可能となっている。
シグナルマイスタのバージョン2.0では、GUI(graphical user interface)ベースの波形生成方法を刷新した。信号波形、ノイズ、マッピングなどを表すアイコンを波形作成画面にドラッグ&ドロップで配置して結線し、入力ウィンドウを使って各種パラメータの値を設定していけばよい(画面1)。
同ソフトウエア自体はKeithley社のウェブサイト(http://www.keithley.com/signal)から無償ダウンロード可能である。各開発者は個人のパソコンに同ソフトウエアをインストールして波形データを自由に作成することができる。ただし、作成したデータを2820型/2920型で実際に利用する際には、ライセンス料が別途必要となる。ライセンス料は利用したい信号によって異なるが、31万3000円からとなっている。
(飴本 健)
2820型/2920型は、DSPを利用したソフトウエア定義無線(SDR:software defined radio)方式のアーキテクチャを採用している。この特徴から、さまざまな通信プロトコルに対応した測定環境を、両製品のハードウエアを変更することなく、ソフトウエアを更新するだけで容易に実現できる。このたびのWiMAX対応もこの方法で行われた。すなわち、VSAである2820型に対しては、ファームウエアの更新を行った。VSGである2920型については特に変更は行っていないが、これとともに利用するシグナルマイスタをバージョン2.0に更新した。このソフトウエアによって、WiMAX対応の試験信号波形とマッピングファイルを作成し、波形データを2920型に、マッピングファイルを2820型にインストールして使用する仕組みである(図1)。なお、1回の計測にかかる時間は200msであり、これは「他社製品の3倍の速度」(Keithley社)だという。
2920型、2820型には、それぞれ対応周波数が400MHz~4GHzのバージョンと400MHz~6GHzのバージョンがある。400MHz~4GHzのバージョンの本体価格は2920型が218万8000円、2820型が281万3000円。
MIMO構成を実現するには、別売りの同期ユニット「2895型」(価格は123万8000円)を利用する。この同期ユニットには、2920型または2820型を最大4台接続できる。例えば、2×2のMIMOを構成したければ、2895型を1台と、2820型と2920型を2台ずつ用意すればよい。現時点では、4×4のMIMO構成まで拡張可能となっている。
シグナルマイスタのバージョン2.0では、GUI(graphical user interface)ベースの波形生成方法を刷新した。信号波形、ノイズ、マッピングなどを表すアイコンを波形作成画面にドラッグ&ドロップで配置して結線し、入力ウィンドウを使って各種パラメータの値を設定していけばよい(画面1)。
同ソフトウエア自体はKeithley社のウェブサイト(http://www.keithley.com/signal)から無償ダウンロード可能である。各開発者は個人のパソコンに同ソフトウエアをインストールして波形データを自由に作成することができる。ただし、作成したデータを2820型/2920型で実際に利用する際には、ライセンス料が別途必要となる。ライセンス料は利用したい信号によって異なるが、31万3000円からとなっている。
(飴本 健)
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