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「半導体IP市場は成長率低下でベンダーの
整理統合が加速」——Gartner社が警鐘

[issued: 2008.06.24]

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 半導体IP(intellectual property)市場は、1桁成長の時代に備えて、さらに整理統合が進みそうである。米Gartner社は、「半導体IPベンダーも今後数年間続くと見込まれる1桁成長に備える必要がある」と警告した。

 Gartner社は、「2007年は半導体メーカーがICの集積度を高めることとコストを重視したことで、半導体IP市場の成長につながった」と分析している。しかし、半導体IP市場の成長率は、2007年以前の3年間が2桁成長だったのに対して、2007年は半導体市場全体と同様、1桁台に落ち込んだ。Gartner社は2008年3月、「2007年の半導体市場成長率は3.6%」と発表しており、2008年6月初めには、「2008年の半導体売上高は前年の2739億米ドルより4.6%増加する」と予測している。

 Gartner社の主任調査アナリストであるGanesh Ramamoorthy氏は、「IPベンダーは市場シェアの獲得や技術力の強化などでしのぎを削っている。今後、半導体IP市場では合併や買収も含めた整理統合が進むと見られる」と述べた。

 Gartner社は、2008年2~4月に実施した半導体IPの市場シェアに関する調査結果を基に、「2007年の半導体IP市場の成長率は8%、総売上高は19億米ドル」と試算している。なお、「半導体IPの市場シェアで1位になったのは英ARM社で、全体の約24%を獲得した」(同社)という。

 Gartner社によると、「2007年の設計用IP市場は前年比9%増の14億米ドルとなり、技術ライセンス市場は同8%増の5億5000万米ドルとなった。また、プロセッサIP分野は10%、物理IP分野は9%成長した。さらに、アナログ/ミックスドシグナルIP分野と専用信号処理IP分野は最も売り上げを伸ばし、成長率はそれぞれ約34%と17%であった」という。

 Ramamoorthy氏は、「半導体メーカーがコストやICの集積度を重視するのは、半導体IP市場にとっては好ましいことだ。ただし、今後数年間は、コストや集積度、ソフトウエア開発における課題なども含めて、システム設計全体を見据えたIPベンダーが高い成長率を実現することになるだろう」と指摘した。

(Electronic News)

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