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Atrenta社がIC開発ツールを発表、
STMicroelectronics社と共同開発

[issued: 2008.06.23]

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 米Atrenta社は、『第45回 Design Automation Conference(DAC 2008)』において、新製品「1Team-Genesis」を発表した。同製品は「Correct-by-Construction(構築しながら修正する)」手法によるIC構築に重点が置かれた開発ツールであり、デザイン仕様の把握や、設計における記述、文書の自動生成、代替設計の迅速な検討などの機能を備える。

 Atrenta社の会長兼社長でCEO(最高経営責任者)を務めるAjoy Bose氏は、「この『Early Design Closure』ツールを用いることで、設計フロー初期のRTL(register transfer level)記述段階において、設計の把握/確認、最適化、代替設計の検討が可能になる」と述べている。

 Atrenta社は、スイスSTMicroelectronics社と共同で1Team-Genesisを開発した。STMicroelectronics社でCentral CAD/デザインソリューション担当バイスプレジデントを務めるPhilippe Magarshack氏は、「Atrenta社と当社は数年間にわたって、DFT(design for test)解析やメモリー用BIST(built in self test)技術などの開発を共同で行ってきた。Atrenta社のツールは当社のシステムレベル設計フローの一部になっている」とコメントしている。

 Magarshack氏によると、「当社は、SoC(system on chip)製品において、アーキテクチャレベルでの消費電力解析/予測/管理、さらには上位から下位へのタイミング管理に注力した設計環境を求めていた。Atrenta社が提携して研究開発することによって、当社の45nm/32nmプロセスに向けた最新の低消費電力設計/プロセス技術が実現でき、デザインの最適化や開発期間の短縮が可能になるだろう」と述べている。

 新製品のプラットフォームには、RTLの段階で物理設計(レイアウト)への影響の解析や最適化を行うツールである「1Team-Implement」も含まれている。なお、1Team-Genesisの価格は1年契約で10万米ドルとなっている。

(Electronic News)

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