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低オフセット/低温度ドリフトのオペアンプ、
新日本無線が2品種を発表

[issued: 2008.06.13]

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「NJM2718」
低オフセット品の「NJM2718」

 新日本無線は2008年6月、オペアンプ製品2品種のサンプル出荷を開始した。高精度/高性能な計測器用途をターゲットとする「NJU7098」と、省エネ対応をうたう家電機器などの市場を狙う「NJM2718」の2品種である。

 NJU7098は、荷重計、温度計など、高精度/高性能であることが求められる計測器向けに開発されたCMOSオペアンプ製品。これらの機器では、熱電対温度センサーや圧力/重量センサー、赤外線センサーなどが生成する微小な電圧を検出して増幅する必要がある。このような用途で用いるオペアンプでは、入力オフセット電圧が小さくなければならない。NJU7098は、入力オフセット電圧として最大±15µVを保証している。また、高精度/高性能な計測器では、温度変化によって測定誤差が大きくなることは許されない。この要求に応えるために、NJU7098では温度ドリフトとして、最大0.05µV/℃を保証する。動作温度範囲は-40~85℃で、いずれの値も設計保証ではなく、全数検査によって保証される。電源電圧は3V~10Vで、電圧利得は140dB(標準値)、消費電流は0.6mA(電源電圧5V時の標準値)。パッケージはSOT23-6で、3000個購入時の参考単価は250円。

 一方のNJM2718は、2回路入りのバイポーラオペアンプ製品。電源電圧範囲は3V~36Vである。同製品がターゲットとするのは、高性能電源機器や高出力電源ユニット、電源モジュールといった大電力を扱うアプリケーションだ。こうした高効率が求められる分野では、負荷の微小な電流変化を高精度に検出しなければならない。そのために重要となるのは、やはり入力オフセット電圧が小さいことである。また、容量性負荷に対する安定性と高速応答性も求められるため、スルーレートが高いことが必要になるという。NJM2718は、最大4mVの入力オフセット電圧を保証し、9V/µs(標準値)のスルーレートを実現している。パッケージはEMP8またはSSOP8で、2000個購入時の参考単価は100円。

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