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アバランシェ耐圧が800VのMOSFETを内蔵した
DC-DCコントローラファミリ

[issued: 2008.06.09]

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「VIPer 17」
DC-DCコントローラファミリ「VIPer 17」

 スイスSTMicroelectronics社は2008年6月、アバランシェ(雪崩)耐圧が800VのMOSFETや保護機能を集積した、オフライン用のDC-DCコントローラファミリ「VIPer 17」を発表した。出力が12Wまでのスイッチング方式電源回路を構成することができる。7端子のDIPパッケージ(Nタイプ)、およびSMDパッケージ(Dタイプ)で提供される。すでに出荷を開始している「VIPer 17LN/VIPer 17LD」と「VIPer 17HN/VIPer 17HD」のスイッチング周波数(固定)は、それぞれ60kHzと115kHz。1万個購入時の単価は約0.37米ドル。

 VIPer 17は、高電圧対応のスタートアップ回路や数種類の保護機能を集積している。それにより、外付けの検出部品やスタートアップに用いる抵抗が不要となった。保護機能としては、高精度で調整可能な過電圧保護機能やヒステリシスを備える過熱保護機能、2段階の過電流保護機能などを備えている。また、障害を検出すると、リスタート機能が自動的に起動し、電源や負荷の損傷が防止される。さらに、起動時や障害発生後に作動するソフトスタート機能を内蔵している。これにより、2次側のダイオードの負荷を低減し、トランスの飽和を防止することができる。

 VIPer 17は、電圧を供給する対象機器がスタンバイモードなどの場合(すなわち、負荷が軽い場合)、自動的にバーストモードに移行して電力効率を最適化する。1W未満の負荷に対しても高効率化が実現されており、システム全体のスタンバイモード時の消費電流や、平均的な消費電力の低減が図れる。VIPer 17のスタンバイモード時の消費電流は標準的には50mWだが、さらに、トランス部の設計を最適化することによって、それを30mWまで低減することも可能だという。

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