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A-Dコンバータや液晶ドライバを内蔵した
低消費電力の16ビットマイコン

[issued: 2008.06.04]

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「S1C17602」
16ビットRISCマイコン「S1C17602」

 セイコーエプソンは2008年6月、A-Dコンバータや液晶ドライバを内蔵した16ビットRISC(reduced instruction set computer)マイコン「S1C17602」を開発したと発表した。低消費電力であることが要求される携帯機器や健康機器の用途に向ける。サンプル出荷は、価格900円で2008年5月より開始している。2008年12月より月産50万個での量産開始を予定する。

 S1C17602は、10ビットA-Dコンバータや、24ビットカウンタを搭載した温度/湿度の測定用R-F(抵抗‐周波数)変換器、I2CやSPI(serial peripheral interface)などのインターフェースを内蔵している。A-Dコンバータの動作電流については、セイコーエプソンの従来品に比べて1/3となる120µA(サンプリングクロックが2MHzの場合の標準値)を実現した。また、新製品は、同社の16ビットマイコンシリーズとしては初めて、英数字やアイコンの表示に用いるセグメント表示形式の液晶ドライバを搭載した。この液晶ドライバは、一般的な4コモンドライバ(セグメント数40×コモン数4で最大160ドット)だけではなく、8コモンドライバ(セグメント数36×コモン数8で最大288ドット)にも対応しており、これによって高精細化する液晶表示をサポートすることができる。

 また、S1C17602は32.768kHz動作、パネル負荷なし、Halt状態という条件で、液晶表示を行っていても5.5µAという低消費電流を実現した。さらに、CPUクロックをソフトウエアで調整することができ、例えば、分周比を1/8に設定することで、動作電流を通常の1/3に抑えられるという。

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