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外形寸法が2.96mm角のステレオオーディオCODEC

[issued: 2008.06.02]

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「ML26121」
ビットステレオオーディオCODEC IC「ML26121」

 沖電気工業(以下、OKI)は2008年6月、ポータブル機器の録音/再生機能向けに、小型の16ビットステレオオーディオCODEC IC「ML26121」のサンプル出荷を開始した。量産開始は、2008年9月を予定している。

 ML26121は、OKIの小型パッケージング技術「W-CSP(wafer level chip size package)」を採用したことにより、外形寸法2.96mm×2.96mmの小型パッケージで提供される。A-Dコンバータの信号対雑音比(S/N比)は92dB、D-AコンバータのS/N比は95dB。1.65Vからの低い電源電圧で動作するため、ポータブル機器の消費電力も低減されるという。なお、6mm×6mmの36端子QFN版も開発中である。

 ML26121は、豊富な音響機能を内蔵している点もその特徴の1つである。ポータブル機器に搭載したステレオマイクで高音質な録音を実現するために、従来品に搭載されていた風切音除去用フィルタと、除去したいノイズの周波数を任意に設定できるノッチフィルタを内蔵していることに加え、新たに3つの音響技術による機能を搭載した。それは、風切音を除去する際に取り除かれる低音を再現する音響技術と、2個の近接したマイクでも臨場感のあるステレオ感が得られる3Dサラウンド技術、および小型スピーカからでも高音質/大音量を出力できるラウドサウンド(loud sound)技術である。また、同社従来品とソフトウエア互換性が高いため、モノラル対応の従来品からステレオ対応の新製品に容易にアップグレードすることが可能である。

 さらに、ML26121にはデジタルマイクを接続できるインターフェース回路を搭載した。デジタルマイクには、マイクに内蔵した回路で音声信号をデジタル化するため、マイクとオーディオCODECの距離が離れている場合でも、信号経路の途中でノイズが発生しないという利点がある。

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