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IBM社、新Cellプロセッサを搭載した
ブレードサーバーを発表

[issued: 2008.05.16]

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 米IBM社は、これまでの「Cell Broadband Engine(Cell BE)」の演算性能を強化した新プロセッサ「IBM PowerXCell 8i」を搭載したブレードサーバー「BladeCenter QS22」を発表した。これは、2007年8月に同社が発表した「同QS21」の後継モデルになる。

 BladeCenter QS22を利用すれば、金融サービスやデジタルメディア配信サービス、医療用の画像処理などの分野において、スーパーコンピュータ並みの処理性能を提供することが可能になるという。IBM社は、このBladeCenter QS22の投入によって、さまざまな事業分野へのHPC(high performance computing)機能の導入を進めていく考えだ。

 IBM PowerXCell 8iは、従来のCell BEプロセッサと比較して、5倍の処理性能を実現している。「PowerXCell 8iは、並列処理とストリーミングアプリケーションに向けて最適化されている。対称的なマルチコア、キャッシュベースのアーキテクチャとは異なり、POWERアーキテクチャベースのプロセッサコア(PPE)と8個の倍精度SIMD(single instruction/multiple data)エンジンを搭載しており、SIMD機能を使用するアプリケーションに対しては従来のプロセッサよりも約1桁高い処理性能を実現している」(IBM社)という。

 同社はまた、「QS22は、最大32ギガバイトのメモリーを搭載することができ、これまで数十台のサーバーを必要としていた演算処理を1台で行うことが可能になる。データセンターなどでは省電力化や省スペース化が求められており、世界中の多くの企業がQS22への移行を検討するだろう」としている。

 QS22は、OSとして「Red Hat Enterprise Linux」を採用しており、開発環境として「Eclipse」を使用することができる。さらに、「エネルギ効率を高めるために、1ワット当たりの性能を向上させたほか、サーバー筐体の電力管理機能を向上させている」(IBM社)という。

(Electronic News)

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