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富士通が組み込み向けソフトウエア
「Inspirium」シリーズを拡充

[issued: 2008.05.09]

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 富士通は2008年5月、同社の組み込み機器向けのソフトウエア「Inspirium(インスピリアム)」のラインアップを拡充する新製品の販売を開始した。今回、新たに販売されるのは「Inspirium辞書検索ライブラリ V1.0」、「Inspirium UIマネージャー V2.0」、「Inspirium HomeNetworkライブラリ for ネットTV V1.0」および「Inspirium UIライブラリ V2.0」の4種類。

 Inspirium辞書検索ライブラリ V1.0は、組み込み機器向けの電子辞書検索エンジンで、小型のモバイル機器に、『広辞苑』クラスの電子辞書機能を追加することができる。富士通が開発した圧縮検索技術を採用することにより、コンテンツのファイルサイズを、従来の電子辞書のフォーマットであるEPWINGに比べ、最大で約半分に圧縮した。

 Inspirium UIマネージャー V2.0は、組み込み機器のユーザーインターフェース(以下、UI)実行基盤ソフトウエア。UI定義データとプログラムロジックが分離したソフトウエア構成を取っており、UIの設計とロジックの作成を並行して行うことができる。例えばカーナビや携帯電話機などが、プログラミングを行わずにカスタマイズできる。

 Inspirium HomeNetworkライブラリ for ネットTV V1.0は、「ネットTV端末」や「ネット家電機器」と呼ばれる、インターネット接続機能を持つ家電製品向けのライブラリ。同製品を使って開発したソフトウエアを利用することで、例えばエアコンなどの家電機器の設定や操作を、書斎のテレビで行うといったことが可能になる。

 Inspirium UIライブラリ V2.0は、家電製品、産業機器などの表示パネル向けのGUI(graphical UI)を実現するための小型ライブラリだ。オープンソースのGUI開発ツールである「WideStudio/MWT」のランタイムライブラリの高品質化を図ったもので、異なるOSやグラフィックス環境間でも、アプリケーションのソースコードを共通化できる。

 なお、これら4製品の販売価格は、すべて個別見積もりとなる。

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