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半導体業界の在庫水準は予想以上に悪化、
Gartner社が報告

[issued: 2008.05.08]

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 米Gartner社は、「エレクトロニクス業界のサプライチェーンにおける半導体の在庫水準は、以前に指摘したときよりも悪化してきている。2007年第4四半期から続いている過剰在庫が2008年第2四半期まで半導体業界に影響を与えそうだ」と報告した。

 同社は今回、半導体在庫指標である「DASI(Dataquest Semiconductor Inventory Index)」の値を基に、エレクトロニクスサプライチェーン全体の標準的な在庫水準を算出、現在の水準と比較して業界の動向を評価した。

 Gartner社のアナリストであるGerald Van Hoy氏は、2008年5月に発表した「Semiconductor DQ Monday Report」の中で、「2007年第4四半期のDASI値が上昇することは間違いない。2007年第4四半期のDASI値は1.22~1.25になると見られ、『重度の過剰在庫』(DASI値1.20以上)の水準になるだろう」と述べた。

 Gartner社は2008年3月に、2007年第4四半期のDASI値は1.16と予測していた。

 DASI値が急上昇している原因についてVan Hoy氏は、「売り上げ予測の引き下げや売り上げ原価の引き下げなどの影響」と述べている。

 さらにVan Hoy氏は、「サプライチェーンの各所で在庫が増加している。中でも状況が悪いのは、半導体メーカー、通信機器メーカー、電子部品メーカーである。在庫を減らせなかった原因としては、一部の半導体メーカーや電子機器メーカーなどの供給側に問題があるようだ」と報告している。

 Gartner社は、「2008年第1四半期、さらに2008年第2四半期のDASI値は『重度の過剰在庫』の水準にとどまる」と予測している。ただ、Van Hoy氏は、「DASI値は2008年第1四半期にピークを迎え、2008年第2四半期からは低下していくだろう」と述べている。

(Electronic News)

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