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テクトロニクスのオシロスコープ、
5メガポイントのレコード長に標準対応

[issued: 2008.04.24]

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DPO3054
DPO3054

 日本テクトロニクスは2008年4月、標準で5メガポイントのレコード長を備え、取り込んだ信号の中から特定のイベントを素早く検出する機能を内蔵したオシロスコープ「DPO3000シリーズ」を発売した。情報家電製品や自動車など組み込みシステム設計の用途に向ける。

 DPO3000シリーズには、周波数帯域が100MHz、300MHz、500MHzの3タイプがあり、それぞれに2チャンネルタイプと4チャンネルタイプが用意されている。大きな特徴は、高い分解能で大量のデータを取り込むことができるよう、標準でチャンネル当たり5メガポイントのレコード長を実装したことだ。

 ロングメモリーに取り込んだ信号の中から、特定のイベントを素早く検索する機能「Wave Inspector」も備えた。前面パネルの専用ノブを左右に回すことで、画面を自動的にスクロールしながら異常現象を検索できる。それに加え、取り込んだ波形全体を検索し、設定したイベントに対して自動的にマーキングを行い、マーキングしたイベント間を簡単に移動することも可能である。

 また、オプションだがI2CやSPI(serial peripheral interface)、CAN(controller area network)、LIN(local interconnect network)などシリアル通信信号のトリガー/デコード機能もある。この機能を使えば、取り込んだ信号の全体を表示しながら、クロック信号、データ信号およびヘキサ信号も、ボタン操作1つで同一画面に表示させることができる。その上、イベントテーブル形式でデータの観測が行える。

 このほか、奥行きが137mmと薄型で、重さは約4kgと軽量にした。ディスプレイは9型WVGA(wide video graphics array)を採用している。さらに、終端抵抗は従来の50Ω/1MΩに加えて、ビデオ規格に向けた75Ωにも対応している。

 価格(税別)は、周波数帯域が100MHzタイプで2チャンネルの「DPO3012」が57万8000円、500MHz/4チャンネルの「DPO3054」が138万円。
(馬本 隆綱)

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