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ドッキングスピーカ向けの
2チャンネルスピーカシステム用DSP

[issued: 2008.04.21]

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「NJU26040-16A」
写真 「NJU26040-16A」

 新日本無線は2008年4月、ドッキングスピーカ、ミニコンポなどの小型オーディオ機器に向けて、2チャンネルスピーカシステム用DSP「NJU26040-16A」(写真)のサンプル出荷を開始した。サンプル単価は1000円で、2008年5月からの月産3万個での量産を予定する。量産時には小ロットにも対応可能である。

 ここ数年、米Apple社の「iPod」に代表されるポータブルオーディオ機器の普及により、家庭においてドッキングスピーカを使用して音楽を鑑賞する機会が増えてきた。しかし、こうした小型のオーディオ機器では、左右のスピーカ間隔が狭いため、十分なステレオ感を得ることが難しいとされている。このような小型のオーディオ機器における聴感を改善するために開発されたのが、NJU26040-16Aだ。新日本無線独自のアルゴリズムである「eala Stereo Expander」で処理を行うことにより、「5cm~20cm程度の間隔で配置されたスピーカの場合、聴感上5倍程度の音の広がりを感じることができる」(同社)という。また、通常の低音ブースト処理(dynamic bass boost)ではモノラル処理が行われるが、同製品では、低音域を左右独立で処理する。これにより、低域のセパレーションを高めているという。なお、テレビやミニコンポ向けの同社3Dサラウンド機能である「eala」にも対応しているため、そうした機器にも利用できる。

 NJU26040-16Aは、3ポートの入力と2ポートの出力を備える。デジタルオーディオフォーマットとして、24ビットのI2S、左詰め、右詰めに対応する。制御インターフェースとしては、I2Cバスインターフェース(Fast-mode/400キロビット/秒)とシリアルインターフェース(4線式:クロック、スレーブセレクト、入出力データ)に対応する。
(村尾 麻悠子)

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