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2008年の世界半導体設備投資は20%減
——Gartner社の予測から

[issued: 2008.04.17]

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 調査会社の米Gartner社は、「2008年の世界半導体設備投資額は前年比19.8%減の475億米ドル」との発表を行った。米国経済の減速とDRAM市場の急落が主な理由だという。以前行っていた前年比10%減との予測を下方修正したことになる。

 Gartner社でマネジングバイスプレジデントを務めるKlaus Rinnen氏は、「予想されていたDRAM設備投資バブルの崩壊がついに始まった。DRAM分野の過剰生産が、ほとんどのメーカーで単価が直接費を大幅に下回る事態を引き起こした」と説明。さらに同氏は、「メモリー市場は2007年、総売上高の57%以上を設備の拡張に投入して、投資はピークに達した。しかし、売り上げの伸び悩みが予想される中、この水準を維持するのは困難だろう。当社は、この水準は2008年および2009年には大幅に低下し、40%台前半になると予測している」との見方を示した。

 半導体製造装置市場では、2008年はすべての分野でマイナス成長になると予測されている。ICメーカーは45nmプロセスの生産設備の導入を開始し、ファウンドリ企業は65nm製品の量産立ち上げを続けるので、一部の製造装置は購入されるだろう。Gartner社は、「IDM(integrated device manufacturers)企業が設備投資を増やすとは考えていない。ほとんどの企業は実質的に設備投資を削減するだろう」と述べた。

 ウェーハ処理装置について、Gartner社は、「2008年のウェーハ処理装置に対する支出は、NAND型フラッシュメモリー分野ではやや増えるものの、全体では17.4%減少すると見ている。メモリー市場では損失が高い水準にあることから、DRAM関連の支出の急激な減少は企業に大きな打撃を与えるだろう。回復が始まるのはDRAMの需要と供給のバランスが安定する2008年下半期になりそうだ」と説明している。

 組み立て製造装置市場では、2007年の3.7%減に続いて2008年も18.1%減少すると予想される。最近のデータは、この分野が2008年第1四半期に底を打つことを示唆している。Gartner社は、「組み立て製造装置市場が2008年第2四半期に回復に転じるかどうかはまだはっきりしない。半導体業界の主要分野で低迷が続けば、発注は2008年末か2009年初めまで遅れるだろう」との見方を示した。

 2007年に14%減少した半導体自動検査装置市場は、2008年も約13%減と同程度の停滞が予想される。設備投資予算について慎重な姿勢を崩していない企業が多いからだ。一方でGartner社は、「新世代のDDR(double data rate)メモリーに対する検査の要求が増えるため、2008年第2四半期末にはメモリー用テスターの注文が増加し、2008年第2四半期と第3四半期に市場は上向き始める」と予測している。

(Electronic News)

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