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医療用超音波診断機器向けの
アナログフロントエンドIC、日本TIが発表

[issued: 2008.03.25]

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AFE5805
図1 超音波診断機器システムの構成例とAFE5805のカバー範囲

 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は2008年3月、ポータブルからハイエンドまでの医療用超音波診断機器向けアナログフロントエンド(AFE)製品ファミリ「AFE58xx」を発表した。すでに、同ファミリの初の製品である「AFE5805」のサンプルと評価ボードの出荷を開始している。100個購入時の単価は75米ドルで、量産出荷は2008年6月を予定する。

 AFE5805はポータブルからミドルレンジの超音波診断機器をターゲットとした製品。低ノイズアンプ(LNA)、電圧コントロールアッテネータ(VCA)、可変ゲインアンプ(PGA)、ローパスフィルタ(low pass filter)と、LVDS(low voltage differential signaling)出力を備えた12ビット、50メガサンプル/秒のA-Dコンバータ(ADC)をそれぞれ8チャンネル分内蔵している(図1)。その特徴は、ポータブル機器でも利用できるよう消費電力が抑えられていることと、より良い画像品質を得るために低ノイズであること。消費電力はチャンネル当たり122mWで(40メガサンプル/秒で動作時)、ノイズは0.85nV/√Hzである(2MHzにおける値)。これらの値は、競合他社製品と比較してそれぞれ20%、40%少ないという。また、AFE5805のパッケージは15mm×9mmの135端子BGAで、競合他社品に比べ約半分の実装面積で済む。

 今後、AFE58xxファミリの製品としては、ポータブル機、ハイエンド機をターゲットとしたものが予定されている。いずれも、パッケージや端子配置はAFE5805と共通になる予定である。

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