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Power Forwardイニシアティブが
ICの低電力設計ガイドを発表

[issued: 2008.03.24]

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 Power Forwardイニシアティブ(PFI)は2008年3月、「A Practical Guide to Low-Power Design ‐ User experience with CPF」がオンラインで入手可能になったと発表した。PFIのメンバー企業26社の低電力設計/製品に関する実際の設計経験についてまとめたもので、包括的な低電力設計環境においてSilicon Integrationイニシアティブ(Si2)の標準であるCommon Power Format(CPF)を使用した高速/高効率な低電力設計の具体例を掲載している。同ガイドは、PFIのウェブサイトより入手できる。

 Si2のプレジデント兼CEO(最高経営責任者)を務めるSteve Schulz氏は発表の中で、「PFIのメンバー企業は、1年~2年にわたり、業界で最も難易度が高いとされる数々の設計プロジェクトにCPFを適用してきた」と振り返った。その上で、「この経験によって得られた多くの知識は、CPFの改訂版に反映され、CPF 1.0の完成に至った。今回、そのノウハウがユーザーガイドの形でまとめられ、設計フローのさまざまな段階で、実際の高度な低電力設計手法に少しずつ取り入れられるようなものになった」(同氏)と続けた。

 IC設計者に向けたこのガイドは、CPF仕様の作成に尽力し、過去2年間にわたって高度な低電力設計フローにこれを適用したPFIのメンバー企業の知識を結集したものだと言える。PFIは、「同ガイドが、最小限の習得時間で可能な限りの省電力化を効率的に実現したいと考えている技術者にとって、非常に有益なものになると期待する」としている。

 同ガイドをダウンロードすると、この業界の指導的人物であるAlberto Sangiovanni-Vincentelli氏による序文と、米Cadence Design Systems社のCPFアーキテクトであるChi-Ping Hsu氏による序章、PFIメンバー企業による低電力設計の事例を見ることができる。PFIは、「当ガイドは2008年の間、随時、事例を追加して更新する予定だ」と付け加えた。

 Cadence社は2006年にSi2社にCPFを寄贈した。PFIアドバイザは500件以上の意見を出し、その後、これらの意見がCPFに反映された。

 この低電力設計ガイドは、実証された手法と具体的な設計経験に基づく詳細な情報によって、CPFの有用性を世に広めることになるだろう。2007年初めにSi2によって標準化されて以来、CPFは世界で50以上の低電力設計に適用されている。これにより、製品レベルの実用性が実証されている。

(Electronic News)

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