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1600MT/sのDDR3に対応した計測製品群、
日本テクトロニクスが発表

[issued: 2008.03.19]

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 日本テクトロニクスは2008年3月、DDR(double data rate)/DDR2/DDR3 SDRAM向けの計測製品群を発表した。クロック周波数が800MHz、データレートが1600MT/s(メガトランスファ/秒)、電源電圧が1.5VのDDR3-1600規格までに対応する。

 新たな製品群は、DDRバスの信号品質(シグナルインテグリティ)に注目したアナログ的な評価と、ロジック信号としてのデータ、シーケンス、タイミングに注目したデジタル的な評価の2つの側面に対応する。アナログ的な評価は、同社既存製品であるリアルタイムオシロスコープ「DSA70000」シリーズをベースとし、デジタル的な評価は同じくロジックアナライザの「TLA7000シリーズ」をベースとする。新製品群は、これらとともに用いることで、DDR3バスの評価/デバッグを支援するためのものである。

 DSA70000をベースとしたアナログ解析向けには、プロービング用、信号取り込み/解析用の新製品を用意した。プロービング用の新製品は、シングル、差動、コモンモードの3つのモードに対応したプローブ「P7500シリーズ」である。信号取り込み/解析用には、「DDRA」と「DPOJET」の各ソフトウエア新版を用意した。DDRAは、すべての書き込み/読み出しを自動的に認識し、電圧レベルやデータレートを自動的に検出する。新たに、DQ、DQS信号に直接トリガーをかけ、リアルタイムでの書き込み/読み出しサイクルを識別することが可能になった。一方のDPOJETはジッター/アイダイアグラムの解析用ソフトウエアである。新版では、書き込み/読み出しサイクルに対するアイダイアグラム表示やDQS信号に対するセットアップ/ホールド時間の測定が可能になった。

 TLA7000シリーズをベースとしたデジタル解析向けには、プローブとモジュール、ソフトウエアが新たに追加された。プローブについては、ダイレクトプロービング、DDR3 DIMM向けのインターポーザ、メモリー実装型DDR3 DIMMアダプタ「NEXVu」の3種類の形態でプロービング手段を提供する。また、新たに用意されたロジックアナライザモジュール「TLA7BB4型」はデータアクイジションツールであり、1.4GHzのクロックにまで対応できるよう、同社従来品より3倍の高速化が図られている。さらに、信号の特定個所のみを20psの分解能で高速サンプリングするズーム機能が加わった。加えて、1つのプローブによってロジックアナライザに取り込んだ信号を直接オシロスコープに転送する機能(「アナログmux」機能)も、従来より1.5倍高速な3GHz対応となった。新たに用意されたソフトウエア「NEX-DDR-PROTOCOL」(米Nexus Technology社製)は、信号の解析に用いる。これにより、DDR2/DDR3プロトコルに違反している個所を自動的にチェックしたり、リフレッシュ、書き込み/読み出しデータ、ストローブの各信号を解析したりすることができる。

 DDRAの価格は25万8000円から、TLA7BB4型の価格は708万円から(いずれも税抜き)。

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