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Axcelis社、住友重機械からの買収提案を再び拒否

[issued: 2008.03.18]

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 半導体製造に用いるイオン注入装置のメーカーである米Axcelis Technologies社は2008年3月、住友重機械工業と米国の投資会社であるTPG(Texas Pacific Group)社からの買収提案を拒否した。買収提案は2008年2月から行われており、今回、買収価格が引き上げられたにもかかわらず、このような結果となった。

 住友重機械工業とTPG社は、新たな提案として、Axcelis社のすべての普通株を1株当たり6米ドル(総額約6億1300万米ドル)で買い取る意思を示した。これに対してAxcelis社の取締役会は、「当社を過小評価しており、当社と株主の利益にはならない」としてこの買収提案を拒否した。

 Axcelis社の会長兼CEO(最高経営責任者)を務めるMary G Puma氏は、「住友重機械工業からの1株当たり6米ドルの買収提案は、当社の製品ポートフォリオや世界市場での地位を考えると、当社の企業価値を過小評価したと言わざるを得ない」とした上で、「取締役会の決定は、広範囲の企業価値分析や2007年の株価を検討した上で下された。当社の株価も、ほかの半導体製造装置メーカーと同様に下落しているが、取締役会は、当社の将来の見通しは良好で、1株当たり6米ドル以上の価値があると考えている」と述べた。

 1株当たり6米ドルという買収提案価格は、2008年3月14日のAxcelis社の株式の終値5.59米ドルに7%のプレミアムを加えたものである。なお、住友重機械工業は前回の提案では、当時の株価に29%のプレミアムを加えた価格を提案していた。

 Axcelis社の取締役会を主導するStephen R Hardis氏は発表の中で、「当社の業績がイオン注入装置『Optima HD』の市場投入の遅れなどの影響で悪化したことは認める。しかし、今後の見通しについては自信を持っている。当社には確固とした製品販売ルートがあるし、Optima HD製品に対する顧客の反応も良好だ」とコメントした。

 Axcelis社はこの買収提案を完全に退けているわけではない。同社は、「再度、非公式に議論の場を持ち、この買収によって両者に有益な結果がもたらされるか否かを見極めたい」との考えを明らかにした。

(Electronic News)

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