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ドアホン用のボイススイッチ、
相互会話に必要な機能を1チップ化

[issued: 2008.03.17]

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NJW1124

 新日本無線は2008年3月、ドアホン/インターホン、通話機能付き給湯器リモコン、会議システムなど、相互会話機器向けのボイススイッチ「NJW1124」のサンプル出荷を開始した。動作電源電圧は2.9V~4.5Vで、消費電流は2mA(標準値)。パッケージは5.6mm×11.0mm×1.15mmのSSOP32で、サンプル価格は300円。

 NJW1124は、受話アンプ、マイクアンプ、ラインアンプ、送話/受話アッテネータ、レベル検出器、ノイズ検出回路で構成される。一般に、相互会話機器ではスピーカとマイクが近距離に配置されるため、スピーカからマイクへの音の回り込みによってハウリングやエコーが発生する恐れがある。これを回避するために、ボイススイッチは、入力信号の大きさを検出することで話しかけている側を特定し、送話/受話のうち、どちらを優先するかを自動的に制御する。ドアホンを例にとると、室外から話しかけている場合には、室内から見て受話側に当たる系のボリュームを大きくして、送話側の系のボリュームを絞る。室内から話しかけている場合は逆の動作となる。また、ノイズ検出回路により、一定時間、同様の信号が入力されている場合には、それを雑音と認識してボリュームを下げる。また、機器に付属するボタンなどの操作により、強制的に送話/受話のどちらかを優先するプレストーク機能も備えている。

 また、従来から使われていたボイススイッチでは、ノイズ検出、信号検出、切り替えタイミングの決定、フィルタなどに電解コンデンサを使用する必要があった。それに対し、NJW1124では内部回路の見直しを行い、すべてセラミックコンデンサを利用できるようにした。これにより、機器の信頼性の向上、低コスト化、長寿命化が図れるという。

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