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EEMBCがハイパーバイザーを評価する
ベンチマーク仕様の策定を開始

[issued: 2008.03.07]

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 組み込みプロセッサ向けベンチマークの標準化団体である米EEMBC(embedded microprocessor benchmark consortium)は2008年3月、組み込み機器向けハイパーバイザーのベンチマーク仕様を策定するワーキンググループの創設を発表した。そのベンチマークの目標は、測定対象のハイパーバイザーを導入した際の効果を標準的な指標で表すことだ。そのために、システム性能やコードサイズ、エネルギ消費量の観点で性能の測定を行う予定だという。現在は、同ワーキンググループに参加する会員を募っている段階にある。同団体会長を務めるMarkus Levy氏は「2008年中には、このベンチマークをリリースしたい」と今後のスケジュールを説明した。

 ハイパーバイザーとは、ハードウエアであるプロセッサを仮想化するソフトウエアのこと。その上で、同時に複数のOSや実行環境が稼働することを可能にする。特に組み込み機器においては、従来からのリアルタイム処理を行うリアルタイムOSと、リッチなGUI(graphical user interface)などの高度な機能を提供するアプリケーションOSの両立が求められると予想されている。そのため、これを可能にするハイパーバイザーに注目が集まっている。

 同ワーキンググループを主導するのは、フランスのTRANGO Virtual Processors社でマーケティングディレクタを務めるFrank Altschuler氏である。同氏は「ハイパーバイザーが広く普及するかどうかは、業界が顧客からどれだけ信頼を得られるかに依存する。そのため、広く認知されたベンチマークの存在が重要になる」と述べている。

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