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ルネサス、車載機器向けマイコンとして11グループ50品種を製品化

[issued: 2008.02.19]

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フラッシュメモリー内蔵マイコン「R32C/100シリーズ」(左:144端子LQFP品、中央:100端子LQFP品、右:80端子LQFP品)
フラッシュメモリー内蔵マイコン「R32C/100シリーズ」(左:144端子LQFP品、中央:100端子LQFP品、右:80端子LQFP品)

 ルネサス テクノロジは2008年2月、32ビットCPUコア「R32C/100」を使った車載機器向けフラッシュメモリー内蔵マイコン「R32C/100シリーズ」を発表した。11グループ、50品種の製品から構成され、2008年5月から順次サンプル出荷を始める。サンプル価格は1000~2000円。

 R32C/100シリーズは、自動車のボディ制御に適した「R32C/120グループ」、「R32C/121グループ」、次世代車載LAN規格であるFlexRay対応のコントローラを内蔵した「R32C/133グループ」、「R32C/134グループ」など、11グループから構成される。各グループともCPUコアにはM16Cファミリの最上位に位置付けるR32C/100を採用している。いずれの製品も、アーキテクチャの改善などを行うことにより、従来の「R32C/90シリーズ」に比べて、同じ動作周波数であれば処理性能は約2倍高い。また内蔵したフラッシュメモリーへの書き込み速度は「M32C/80シリーズ」に比べて約3倍速く、プログラムの書き込み時間を短縮できる。

 さらに、通常のフラッシュメモリーとは別に、バックグラウンドオペレーション(BGO)機能を備えたデータ格納用のフラッシュメモリーを4Kバイト内蔵している。このフラッシュメモリーを使うことによって、これまで初期パラメータの格納や設定値を保持するために用いていた外付けのEEPROMが不要になる。

 このほかにも、すべての機能をデバッグすることができる1線式デバッグインターフェース、3相モーター制御を行うためのタイマーやウォッチドッグタイマー、車載LANに対応するCAN(controller area network)コントローラなどの周辺機能を搭載している。

 上述した共通仕様に加えて、グループごとに異なる仕様や機能もある。例えば、R32C/120グループとR32C/121グループは動作周波数が最大64MHzで、パッケージは100端子LQFPで供給する。内蔵するフラッシュメモリー容量はR32C/120グループが128Kバイトと256Kバイトの2種類、R32C/121グループは128Kバイト/256Kバイト/384Kバイト/512Kバイトの4種類を用意している。R32C/133グループとR32C/134グループは、動作周波数が最大60MHzで、パッケージは144端子LQFP。FlexRay対応コントローラを内蔵している。

 これら以外では、「R32C/151」、「R32C/152」、「R32C/153」、「R32C/156」、「R32C/157」のグループが、最大4チャンネルのCANと最大8チャンネルのLIN(local interconnect network)対応機能を備え、フラッシュメモリーは最大1024Kバイトを内蔵している。「R32C/160」と「R32C/161」のグループは機能を絞り込み、80端子LQFPの小型パッケージで供給する。

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