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NECエレが2四半期連続の営業黒字、
通期業績見通しは変更せず
[issued: 2008.01.29]
NECエレクトロニクスは2008年1月28日、2008年3月期第3四半期(2007年10月~12月)の業績概要を発表した。売上高は前年同期に比べ4.0%減少したものの、固定費の削減により営業利益は30億円と同第2四半期(41億円の黒字)に続いて黒字となった。通期の業績見通しは、第4四半期における為替レートの問題など不透明な要因もあり、2007年11月に発表した売上高6900億円、営業損益ゼロ、当期純損益150億円の赤字、という予想を変更しなかった。
同社第3四半期の売上高は1708億円で、製品分野別に見ると、「自動車および産業機器」分野が前年同期比9.4%増の290億円と伸びた。これは、カーオーディオや電装品など自動車向けマイコンの売り上げが増加したことなどによるもの。また、パワー半導体を中心に「ディスクリート・光・マイクロ波」分野は319億円で3.2%の増加となった。「多目的・多用途IC」は横ばいの219億円。
逆に、「通信機器」分野は33.9%減の156億円と大きく減少した。携帯電話機向けのベースバンドLSIや小型液晶パネル用ドライバICの売り上げが大きく落ち込んだことが大きな要因。このほか、「コンピュータおよび周辺機器」分野が301億円で5.3%減、「民生用電子機器」分野が353億円で3.3%の減少となった。
営業損益は30億円の黒字で、前年同期に比べると68億円の改善となった。固定費の削減による原価率の改善や研究開発費の削減などが効いた。税引き前損益は16億円の黒字で、赤字だった前年同期に比べて51億円の改善、当期純損益は9億円の赤字で前年同期に比べ48億円の改善となる。
2008年3月期通期業績見通しについて同社は、「下期(2007年10月~2008年3月)で営業黒字を確保したい」としながらも、前回予想を変更しなかった。通期業績見通しの為替レートは1米ドル=115円を前提としている。また、半導体業界を取り巻く市場環境については「顧客である機器メーカーは、製品在庫を抱えているわけではなく経営が悪い状況でもない。しかし、デバイスの発注には慎重だ」と付け加えた。
(馬本 隆綱)
同社第3四半期の売上高は1708億円で、製品分野別に見ると、「自動車および産業機器」分野が前年同期比9.4%増の290億円と伸びた。これは、カーオーディオや電装品など自動車向けマイコンの売り上げが増加したことなどによるもの。また、パワー半導体を中心に「ディスクリート・光・マイクロ波」分野は319億円で3.2%の増加となった。「多目的・多用途IC」は横ばいの219億円。
逆に、「通信機器」分野は33.9%減の156億円と大きく減少した。携帯電話機向けのベースバンドLSIや小型液晶パネル用ドライバICの売り上げが大きく落ち込んだことが大きな要因。このほか、「コンピュータおよび周辺機器」分野が301億円で5.3%減、「民生用電子機器」分野が353億円で3.3%の減少となった。
営業損益は30億円の黒字で、前年同期に比べると68億円の改善となった。固定費の削減による原価率の改善や研究開発費の削減などが効いた。税引き前損益は16億円の黒字で、赤字だった前年同期に比べて51億円の改善、当期純損益は9億円の赤字で前年同期に比べ48億円の改善となる。
2008年3月期通期業績見通しについて同社は、「下期(2007年10月~2008年3月)で営業黒字を確保したい」としながらも、前回予想を変更しなかった。通期業績見通しの為替レートは1米ドル=115円を前提としている。また、半導体業界を取り巻く市場環境については「顧客である機器メーカーは、製品在庫を抱えているわけではなく経営が悪い状況でもない。しかし、デバイスの発注には慎重だ」と付け加えた。
(馬本 隆綱)
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