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携帯機器向けD級パワーアンプ/レシーバアンプ/
ヘッドホンアンプを1チップ化

[issued: 2007.12.17]

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 米Maxim Integrated Products社は2007年12月、携帯電話機やポータブルメディアプレーヤ、ゲーム機などで用いるオーディオアンプIC「MAX9775」、「MAX9776」を発表した。いずれも、D級パワーアンプ、ヘッドホンアンプ、レシーバアンプを統合したもので、最大3系統のステレオ入力(または差動入力)に対応する。ゲインコントロール機能や入出力ミキサー機能を備えており、I2Cインターフェースで制御が行える。両製品の違いはパワーアンプ部にあり、MAX9775はステレオ出力で3Dサラウンド機能付き、MAX9776はモノラル出力となっている。パッケージはMAX9775が36端子UCSP(3mm×3mm)で、MAX9776が32端子TQFN(5mm×5mm)または36端子UCSP(3mm×3mm)。電源電圧はいずれも2.7V~5.5Vの単電源で、動作温度範囲は-40~85℃。価格はMAX9775が1.45米ドルでMAX9776が1.25米ドル(1万個購入時の参考単価)。

 MAX9775/MAX9776のパワーアンプ部は、いずれもD級アンプとして構成されている。5V電源時に、最大79%の効率でチャンネル当たり1.5Wの電力を4Ω負荷に供給できる。PWM出力に現われる高調波を低減するためのスペクトラム拡散変調技術と、ノイズフロアを低減するために、PWM波形のオーバーシュートを抑えたりするアクティブ放射制限技術を適用しているので、EMI(electro magnetic interference)性能に優れるという。

 また、レシーバアンプ(モノラル)とヘッドホンアンプ(ステレオ)部には、負電源を生成する「DirectDrive」アーキテクチャを採用している。これによりグラウンド基準の出力信号が得られるため、通常の単電源デバイスの場合に必要となる大容量の出力コンデンサが不要になり、コスト、実装面積、部品の高さを削減できる。



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