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マルチチップモジュールによって高い効率を実現した
DC-DCコンバータIC
[issued: 2007.12.03]
DC-DCコンバータでは、負荷変動に追従するため高速に動作する制御回路と、高い変換効率を実現するため低いオン抵抗のパワーMOS FETが求められる。
個別部品によって構成されたDC-DCコンバータの場合、高い集積度を実現できるプロセスで製造した制御ICと低いオン抵抗の実現に最適なプロセスで製造した縦型MOS FETが用いられる。それにより高い変換効率と設計の自由度が得られる。しかし、プリント配線板上の実装面積が大きいという欠点がある。
一方、制御回路とパワーMOS FETを1つのチップに集積したモノリシックICの場合、プリント配線基板上の実装面積が小さいという利点が得られる。しかし、制御回路の製造に用いられる通常のプロセスでは縦型MOS FETを同一チップ上に形成することがきない。そのため、パワーMOS FETとして横型MOS FETしか用いることができず、オン抵抗が高くなってしまう。結果として、個別部品で構成した場合と比較して変換効率が低くなってしまう。
SupIRBuckシリーズは、個別部品で構成した場合とモノリシックICによる場合の両方の利点を兼ね備えたものである。すなわち、MCMであるため、制御回路とパワーMOS FETの両方に最適なプロセス技術を用いて、両者の利点を生かせる組み合わせを実現することができる。それにより、モノリシックICのDC-DCコンバータと比較して、8~10%高い変換効率を実現することが可能である。また、プリント配線板上に個別部品で構成されたDC-DCコンバータと比較して、実装面積を70%縮小できるという。
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