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-55~150℃の環境での
高周波信号測定を可能にするオシロ用延長ケーブル

[issued: 2007.11.21]

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 アジレント・テクノロジーは2007年11月、恒温槽内でICやECU(electronic control unit)モジュールの温度特性評価を行うのに必要なオシロスコープ測定用延長ケーブル「Agilent N5450A InfiniiMax」を発売した。ケーブル長は92cmで、参考価格は16万9000円。

 新発売の延長ケーブルは、先端に取り付けるプローブヘッドとの組み合わせによって、対応できる温度範囲が異なる。差動はんだ付けプローブヘッド「Agilent N5381A」と組み合わせると、-55~150℃の温度範囲であれば12GHzの高周波信号をより正確に測定できる。差動はんだ付けプローブヘッド「Agilent E2677A」や差動ソケットプローブヘッド「Agilent E2678A」、ZIFチップ「Agilent N5426A」と組み合わせた場合、-25~+80℃の温度範囲で利用できる。

 オシロスコープで被測定物の電気信号を測定する場合、測定したいIC端子やバスラインにプローブを接続して行う。しかし、1GHzを超える高周波信号だとプローブヘッドの先端部で共振特性が生じる場合があった。こうした問題を解決するには、プローブアンプに近接したところにプローブヘッドを取り付けて被測定物と接続するしかなく、特に-55℃や150℃に近い温度雰囲気での測定では、高価なプローブアンプの損傷を覚悟して測定するしかなかった。

 この課題に対してアジレント・テクノロジーは、プローブヘッドの先端部に近いところにダンピング抵抗を取り付け、プローブのインピーダンスを高く保つことで共振するのを抑えた製品を3年前から発売している。この技術を採用することによって、プローブヘッド部の特性が保証され、その後段にあるプローブアンプとの間に延長ケーブルを使っても、測定結果にほとんど影響を与えないようにすることができた。

 今回発売した延長ケーブルを使えば、車載用のICやECUモジュールを車載仕様として決められた温度範囲で特性評価する場合でも、プローブヘッドと延長ケーブルの部分だけを恒温槽内に入れるだけで済む。

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