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オーディオコーデック機能とシステム電源機能などを1チップ化

[issued: 2007.10.17]

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WM8350を実装した評価ボード
WM8350を実装した評価ボード

 英Wolfson Microelectronics社は2007年10月、オーディオコーデック機能やシステム電源機能などを1チップにしたIC「WM8350」のサンプル出荷を始めた。ポータブルオーディオプレーヤなど携帯機器の用途に向ける。価格は4.42米ドル(1万個購入時)。

 WM8350は、Hi-Fiオーディオコーデック、6つのDC-DCコンバータ、4つのLDO(low dropout)レギュレータ、シングルセルのリチウムイオン電池の充電機能、2つの白色LEDドライバなどを1チップに集積したことを大きな特徴とする。パッケージは129端子BGAで、外形寸法は7mm×7mmと小さい。集積した機能を個別のデバイスで実現した場合に比べて、プリント配線板上の実装面積は最大50%、総部品コスト(BOM)は最大25%、それぞれ削減することができるという。

 WM8350のHi-Fiステレオコーデック部はS/N比が98dBと大きく、ミキシング機能を備えている。また、アナログ入力を6チャンネル、ステレオアナログ出力を2チャンネル、モノラルライン出力を2チャンネル、それぞれ内蔵した。

 システム電源部には、CPUコアやメモリーチップなどへの電源供給に使うことができるスイッチング周波数2MHzの降圧型DC-DCコンバータが4つ、液晶パネルのバックライトモジュールなどへの電源供給に適したスイッチング周波数1MHzの昇圧型DC-DCコンバータが2つある。また、4つのLDOレギュレータは出力電流が150mAで、それぞれ出力電圧は0.9V~3.4Vに設定することが可能である。これらはオーディオコーデックや外部のPLL(phase locked loop)などへの電源供給用として使うことができる。
(馬本 隆綱)

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